クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー317】《負けねぇぞ!》 

【ある日のコーチング・カレンダー317】《負けねぇぞ!》

ある時、ある場所の体育館。
コートサイドのホワイトボードの前に立ち、チームに今日の練習を提案している時、
「無理!」
「無理、無理!」
最後にはとチーム全体に「無理、無理、無理」コールが蔓延する。

プレイする前から無理を連呼して、バリヤを張り出した。
そこで一言、「指導者は出来ないことをチームには要求しません!」
でも、無理やの連呼は続く。

そして、練習メニューが始まった。
この無理、無理、無理連呼の中に一人だけ、出来そう顔をしていたプレイヤーを発見していた。
その子はレギラーでもなく、日ごろ、あまり目立たないプレイヤーであった。
その子に見本をさせようと決めた。
そして、無理を主張する他のメンバーが息をひそめ、「出来っこないやろ?」の冷たい目の中でフルコート2ドリブルレイアップシュートが始まった。
コーチからのパスにミートしてキャッチ、大きくボールを突き打出して、一回目のドリブル、バァ~ンとの音と共(漫画スラムダンクの一場面の効果音ように)にハーフコートを通過する。
そして、2回目のドリブルでぎりぎりレイアップシュート態勢にはいる。
ボールがリングに嫌われた。
コートは静寂の中、ボールはリングを通過しなかったがコートに撥ねる音だけが響く。

コーチKURACHの「やるやん!」の大拍手が響く。
そして、この子とハイタッチ!
この子の目は輝いていた。
無理無理無理コールの子たちの目は点、○~るくなっていた。
無理連中のチャレンジ魂に燃え上がった。

そして、「さぁ、やってみよう!」の笛を鳴らす。
次々に部員たちがチャレンジしていく。
出来る子(選手)がどんどん増えていく。

そこで全員を集めて、一言「出来るやん!」
コーチは出来ないことは要求しない宣言をする。
更に勇気を出して、最初に試みたこの子を称えた。
チーム全員が認め、ミーティングのハドルに起きた大拍手。

その後、このチームは上位チームとなり、メンバーは変われども長年シードチームとして存在感を出し続けた。
この日以来、このチームから「無理、無理、無理」は消えて、
出来るか否かは、行動してから考えようが浸透した。
出来なかったら、『出来る』を模索しよう。
改善イズムが浸透した瞬間が訪れた。
その時に出来た合言葉が「やれば出来る、きっと出来る、必ず出来る、もっと出来る」であり、このチーム頑張りイズムとなり、伝承されていった。

「負けねぇぞ!」がコーチKURACHのポリシーとなり、ビジョン構築の原資と確信をチームに浸透させることが出来た。
勝てるとは一言も言わない。
でも、これが出来れば、勝てる可能性を増幅するかもしれないことをチームに植えつけることは出来る。
それが指導者の使命であり、仕事であり、チームのおける役割である。
このマネジメントイズムを忘れなければ、チーム創りへ恐れることはない。

信じるか否かは、あなた次第である。

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