クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー313】《愚痴る前に学ぶ》 

【ある日のコーチング・カレンダー313】《愚痴る前に学ぶ》

スポーツドクター辻秀一氏の本に学ぶ。

愚痴る前に。                         

 「何で出来ないんだ」と言う前に、どうしたら出来るようにさせることが出来るんだと悩む。ほんの少し出来ただけで有頂天になったり、ほんの少しの努力で自分はマイケル・ジョーダンになったように思ってしまう神経って、何なんなんだよ。自分が進んで努力もせずして、上手くなったように思える精神構造って、「どうなってんだよ」と叫びたい。こういう選手に限って、手柄は自分の物、失敗は他人がしでかしたことと思っている奴が多い。指導者がコツコツと積み重ねて教えていることを他人事のようにとらえる者が多すぎる。指導者が引いたレールの上を歩いて得たことに感謝する心が無く、指導者やコーチに導かれて上手くなったことも忘れて、チームに必要な練習をチームとして取り組みを要求されたり、やり直しを命じられると「むかつく・・・」と顔に出しそっぽをむくって、どういうことなのだよ。

 自分流で勝手に上手くなったように主張する。自分で考える事は大切である。でも、自分流には限界がある。自分流を更に発展させるには、他人の力って必要である。スポーツの世界では、コーチの力である。コーチに育てられ、自分(選手)が出来上がる。自分が勝手に上手くなったと強く思う者に限って、有名選手になるとコーチ離れが始まる。そこには必ずといってもよいスランプが訪れるのである。勝てなくなるのである。

 あのタイガー・ウッズが昨年、全くといって良いほど勝てなくなった。それは何故か?長年、共にしたコーチから離れたことが原因の一つと考えられている。偉大な選手でも陥った罠である。でも、彼は超一流であった。自分の力を修正してくれる力、所謂、コーチの力を再び信じたのである。するとたちまち、もとの強いゴルファーに戻ってしまったのである。この偉大な選手でも、コーチ力の必要性を痛感しているのである。中学生や高校生なら、ましてや必要なのは当たり前だろう。だから、口酸っぱく言われるのが学ぶ姿勢である。指導を受け入れる素直さなのである。指導を受け入れる”素直さ”プラス”自己流”をさせれば鬼に金棒である。基礎段階の選手で少し出来たぐらいで有頂天になる奴に限って、基礎練習を無駄と思っている者が多い。コツコツと地道な努力の必要性を一流選手ほど自覚している。この事を何とか教えたいのである。

 スポーツドクター辻 秀一氏の著書『弱さを強さに変えるセルフコーチング』という本の中に「いつもコーチにフォームを直されます。なぜ自己流のやり方でやってはいけないんですか?」という質問に、「基礎を身につけるためには指導が必要。基礎なしに自己流で進めると頭打ちになる。」と答えておられる。

 イチローや野茂投手のあの独特なフォームはしっかりした基礎の上に出来上がったものであることの本質を見抜かないとだめであるとこの本でドクター辻は訴えておられるのである。基本練習を強要されてむかつくムカついているうちは一流にはなれない。更に、基本を繰り返し、繰り返し練習を積み、自分で考える力を身につけることが大切であることを重ねて訴えておられる。基礎練習の大切さと考える力を導き出すのがコーチ力である。所謂、指導力である。クラッチも強く、それを思う。

 転勤し赴任して、ずっと続く指導者としてのストレスがある。それは”素直さ”の欠如である。一人一人を上手くしてやりたいを思う気持ちを強く出すと必ず出す嫌な気、「何でそこまで言われなあかんねん」という感情である。余りに嫌な気を出すので指導しなくなると「自分はむしされている」と僻みだすのである。そして、チームの足を引っ張り出すのである。これがチーム向上の足かせになっていることが自覚できないのである。
 ドクター辻は「基礎が身についたと実感出来るまで、繰り返し練習することが大切である」とこの様にも訴えておられる。そう、自覚させるのは指導者の仕事なのである。それをコーチングであると指導者の自覚することが大切なのである。時には憎まれても、嫌がられても、教えなければならない。でも、出来たときには「そうできるようになったね」と自覚させることがコーチの仕事であることを自覚する。

信じるか否かは、あなた次第である。        
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