クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー312】《疑問》 

【ある日のコーチング・カレンダー312】《疑問》

少し前のある時代のテレビ番組に思ったこと・・・。
身勝手な放送。                           

有名な放送局の、有名な番組に、大阪で有名な高校の部活動を取り上げたドキュメントが放送された。番組冒頭で「荒れた学校を建て直した…。」という始まりで番組が始まった。
「…。」(クラッチ)
観るのをやめた。

荒れた学校を建て直す。それを聞けば、多くの学校関係者は飛びついて観るだろうし、ドラマ性は充分に醸し出されるし、実際に指導されている方々、生徒諸君、関係者には、「やっと世間が認めてくれた」と報われた気持ちになるだろう。でも、本当に学校の荒れをなくするためにそのクラブを立ち上げられたのだろうか。そんなもんじゃないとクラッチは思っていた。部活動を指導する原点は、自分が指導できることでその種目、その分野の楽しさを伝えることである。その結果、全国大会出場や金賞、入賞、優勝がある。その努力の過程を後日、賞賛されるのである。結果として、荒れがなくなった例は多くある。その点に、教師として興味があった。今回取り上げられたこの学校に知人も多く、いつかあのような学校にしたいと教師として憧れをもっていたので、興味津々であった。参考にしようと思っていた学校の一つであったので楽しみにしていた。

でも、疑問が沸いてきたから、番組を観るのをやめた。
クラッチの心の中でこの番組の真実性が失われた。
その日、同僚の送別会に出席した。その帰宅電車の中で偶然に”この番組”に報道された高校に勤務されている先生と一緒になった。あまりにも偶然なのでビックリした。
そして、質問した。
「本当に学校に”荒れ”ってあったの?」と。
「(荒れが)あったわけないじゃないですか。男子校でしたから、やんちゃはいましたよ。けど、荒れなんて…。」

素晴らしいと思うテレビ番組だった。
クラッチの心の中では自分を励ましてくれるテレビ番組だった。
でも、真実と違うことを語られたことに腹がたった。
その学校を知るだけにどういう観点でとらえられて放送されるのかが楽しみだったのに、失望した。
電車の中で質問した後、学校関係当事者も困惑していると聞かされた。
安心した。善は残っている。

でも、もし、この日、この高校の関係者と会っていなかったら、事情を聴けてはいなかった。クラッチの疑問は解けたけど、誤って報道されたことは事実である。この番組を観られた多くの方は、取り上げたれたことを真実(?)と信じて、「凄い」って信じられるだろう。”荒れ”がないのに、”荒れ”がある。本当に”荒れ”があり、日々奮闘されている人には怒りがあるだろう。誤解は怖い。一度、誤解されたことが定着するといくら頑張っても世の中は認めてくれない。”荒れ"を克服、のり越えての言葉は有名なクラブ活動がより輝いてみえるだろう。その点を番組デレクターがマッチングさせたのだろうけど、本当に”荒れ”があったなら、心より凄いって、「ご苦労様」や「大変ですね」の心境で見れる。でも、誤解されたものを比喩として伝えられては、当事者は困るだろう。純粋にこの関係者を指導者を凄いと知っているだけに、この番組が曲げられて放送されたことに怒りを感じる。

この文章を書こうと決めたのは、多くの頑張っておらえる先生方、生徒諸君の名誉のためである。真実を他人が伝え始めたときから美化されることである。でも、ある程度は美化されても、それで良いかもしれないがあまりにも事実と異なるものなら、それは偶像でしかない。本来は専門性を追求されて、生徒に部活をする楽しさを指導される姿勢が放送されればに感動する訳である。それが真実であれば、より感動する。その結果、”荒れる”要素なんて何処にもない素晴らしい学校であるとの観点でとらえられているならば、納得するものである。

噂で凄いと伝わってきたら、自分の目で見る。そうしか真実を見ることはできないと改めて感じた。噂は聞くが、噂は信じない。自分の目で見たり、接したりすることで判断するまでは信じない。
「あの人がこんなことを言っていたよ」を鵜呑みにはしない、信じてはいけない。
その事実を信じたければ、本人から直接聞くことである。
聞いたり、観たりできないときには、適当な判断をすべきではない。
それは誤解をうむ結果となる。
報道には責任がある。真実を伝える責任がある。
クラッチのも同じことが言える。このHPを開設した日から、その責任を強く感じる。このHPの取り組みの真実性を確かめにこられる何人かの先生がおられる。その後、ずっとこられるし、交流が続く。また、試合に招かれるので、自分を信じて、クラッチの取り組む姿勢を貫きたい。

この放送された学校から、自分の目で確かめ、接し、学んだことには、活気があり、自主的であり、かつ、凄いレベルを維持されている校風が真実である。クラッチの見た真実である。いつかこのような学校を追い越してやると思い続けている指導者であり、比較じゃなくて、今いる学校をより、勢いと活気のある学校にするのがクラッチの目標である。でも、自分ひとりの力ではどうすることもできないことも理解している。多くの人達の今日協力なくしては発展しないのが学校である。

15年前、部活動が全校で100名に満たない学校が今じゃ運動系部活加入率が全校の50%を超えた事実がある。
15 年前、いや転勤した当時、体育館バスケ部が独占していた。それはクラッチの我がままから、そうじゃない。部活が成立していなかったのである。
それから5年。今は体育館、グランドに活気がある。学校らしくなった。校舎内ではブラスバンドの音がする。
コートを独占できない現実がある。「俺たちも頑張るから。お前らも」のいい競い合いが学校内に芽生えてきた。この勢いを止めてはならない。

他の学校のことに一喜一憂していることより、良いことは学ぶ姿勢は姿勢として、畷北で自分にできることは何か見つめることである。次にクラッチができることが見えてきた。それを自分自身が知る大きな出来事であった。それが今回のテレビ番組から得たものである。

信じるか否かは、あなた次第である。
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