クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー310】《観客席》 

【ある日のコーチング・カレンダー310】《観客席》
観客席から見えるもの・・・。
                           

観客席の人間模様。ある時代のある高校決勝・順位リーグ戦。
自分は観客席にいたからといって、生徒と何かをしているタイプではない。自分たちの試合の待ち時間をくつろいでいるのである。
女子の試合が始まる。
次に、そのコートで自分たちが其処で試合するとは思えない妙な感情にかぎ立てられる。
そして、ハーフアップ、試合に突入していて行くのではあるが、何か当事者ではない妙な気分になる。
コートに降りて、観客席を見上げるともう一人の自分が座っていて、自分を励ましていてくれる。”俯瞰(ふかん)”体験を経験するのである。妙な気分である。これがクラッチの感情を冷静にさせて、ゲームに集中させる環境が整わせる要因となる。誰にも見えない世界であるが、相撲界のしきりにも似た自分の世界に追い込んでいく行動が取れているのである。

試合前、4時間ぐらい前には観客席にいる。

色々なことが見えてくる。日頃じっくり見ることの出来ない部員たちの姿である。ずっと部員の側にほんの少しだけ距離をとって座っているだけなのに同化することが出来る。部員たちもいつものペースを乱すことはない。

観客席に座っていると他校の生徒や保護者の真の姿が見えてくる。
それが実に面白い。自分が今、座っている場所が応援席となる。今は一人の観客である。それがいずれ試合の当事者になる。大概の人は観客席に次の試合当事者の指導者が座っていると思わずに本音で話しておられることがある。他校の生徒も同じである。其処が実に面白い。
「○○高校初めて聞く高校やな?」
「あれ○○北と違うんか?」
「○○って、○北高校のことなんや」
って言う訳のわからない会話や
他校の保護者が「○○高って、私学?いつも観光バスで来てはるやろ。お金あるんや」
ずっこけそうな会話が聞ける。

自分たちは悪くなく会場のルール通りに応援のモラルを維持させている。にもかかわらず、「うるさい」と苦言を持ってこられるかたや応援が今や大阪男子バスケボールの名物化しているのに否定的に苦情として言われる方など話せば尽きないほど話題には事欠かない。このような方々の対応のしかかも応援団のリーダーにも指導してあり、コーチにもついてもらっている。

時には「自分たちの娘のチームに応援が少ないので、○○高の子ら応援してくれないか」と直訴される保護者が現れ、リーダーを困らせたことがあった。どう対応するか観ていると「自分たちのことで精一杯です。それに監督に聞いてからでないと・・・。」と答えると「そうやね。そんなことしたら、監督さんに叱られるわな。ゴメン、おばちゃんが悪かった。あんたら頑張りや」そして、部員が「有り難うございました」で締めくくった事がある。側に監督クラッチが居ることも知らずに応援席の大阪のおばちゃん(保護者)の会話である。その時に対応しているリーダーがクラッチの顔色を見ながら対応している姿が面白かった。

苦言を言いにこられた学校の指導者には「こんなことがありました」と必ず連絡しておく。そんなこんなで10年が経ち、大阪の応援席のモラルが出来あがり、凄い観客動員数になり、毎年の名物行事になっている。其処で6回も経験できているこの高校は成長している。
観客席は教育の場であり、人間を大きく成長させる場である。そして、母校愛、○○大好き人間を作る場でもある。コートと応援席の一体感はここから生まれるのである。

  信じるか否かは、あなた次第である。
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