クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー300】《もうええわ》 

【ある日のコーチング・カレンダー300】《もうええわ》

成功者の意見は聴くもんや。

「もうええわ」。                         

プロ野球選手古田捕手の現役時代の話です。
古いかもしれないがコーチ・カレンダーに加えたい一つです。
お読みください。

古田が「マツケン」にぶちキレた(日刊スポーツより)
 一瞬でブルペンの空気が変わった。ヤクルト古田敦也捕手(39)が19日、自由枠ルーキー松岡健一投手(22=九州東海大)に強烈なカミナリを落とした。
 ボールを受けていた古田が速球とカーブしか投げない松岡にフォークを要求。ところが持ち球でなく「いや、まだ練習中なんで…」と結局投げなかった松岡に怒鳴り声を浴びせた。「一生投げへんのか! 」それでも怒りは収まらない。古田は「もうええわ」とばかりに他の捕手に後の練習を託して、ブルペンを出て行ってしまったのだ。
 何よりも強烈な古田のプロの洗礼だった。「そろそろムチを入れてもらわないと。プロで活躍している投手で縦の変化球を持っていない人はいない。頑張ってもらわない と」。
 キャンプ中盤を過ぎてチームを引き締める意味もある。「(先発投手の)枠はたくさん空いている。6、7人必要だと言っても名前が出てこないじゃない。競争してもらわないと」。チームを引っ張る存在として、投手陣に活を入れたわけだった。
 ショックを受けた松岡は全体練習終了後も居残り、ネットに向かってひたすらフォークを投げ続けた。「びびりました。自分の考え方が甘かった。これからは何でも投げます」。伊東投手コーチは「得意な球しか練習しないんじゃ、捕手の信頼も得られないしこっちも使いにくい。もうちょっと時間がかかりそうだな。今の状態だったら1軍のオープン戦は厳しい」と話しており、松岡の開幕1軍の望みは極めて薄くなった。だが素材は「川島にそっくり」と言われる即戦力。ここで奮起しはい上がれば、それがチームの財産になる。古田の声が響き渡り、それがチーム力を押し上げていく。

という記事を(過去に)読んだ。
私が指導していたチーム(バスケ部)でも同じ類のことが毎年繰り返される。バスケは好きで、よくシュート練習はする。けど、技術力が向上しないのでバスケット的な筋力向上トレーニングを要求すると真剣に取り組まない部員が存在する。下級生の時は余り目立たなく、上級生になり練習でも目立つ存在になり、試合でも中心選手になり、チームでは大切な存在になると要求が一変する。リバウンドボールだけを拾って居ればいい時期から、得点に結びつくプレイ、素早いパス、ディフェンス力がコーチから要求される。その試しを幾度も繰り返し、公式戦に入る。新人戦で改めて出てくる課題がチームに個人に出てくる。

 そして、新人戦が終わり、更なるチーム力アップには、それぞれの個人力のレベルアップの大切さを痛感する時期に入る。当然、指導者、コーチは変化を要求する。変化とは、自分のプレイの正確度と欠点の修復である。この部分を直せば、もっともっと言い選手に変貌することが出来ることを指摘する。この指導者からの要求を受け入れる素直さがなければ、インターハイまでに変化と向上は望めない。少し出来たぐらいで満足する心やプレイには関係ないからと基礎体力向上に関わるトレーニングに真剣さを持てないままで時間が流れる。

 この記事の古田の発言「一生投げへんのか!」それでも怒りは収まらない。古田が言った「もうええわ」と同じ結果がこのチームでも予測できるのである。当然、指導者はここの素材と未来の成長を予測して、メニューを組む。そして、チームのシステムを整えていく。それが各チームの勝利の方程式である。古田はコーチ兼任である。同僚である。このレベルなら、監督やコーチがこの発言が知らないままで終わり、試合に使われることはあるだろう。でも、古田はプロの厳しさを嫌と言うほど知っている一流プロである。「何かもう一つないとね」を感じている選手である。親心の発言を受け入れないこの選手は将来、伸び悩む時期を予測しているのである。

その結果は既に 伊東投手コーチは「得意な球しか練習しないんじゃ、捕手の信頼も得られないしこっちも使いにくい。もうちょっと時間がかかりそうだな。今の状態だったら1軍のオープン戦は厳しい」と話しており、松岡の開幕1軍の望みは極めて薄くなった。
に繋がっているのである。

 プロでもこの状態である。名もないチームの選手が指導者の助言を受け入れないなんて当たり前と心得ておくべきである。心得ておいて見ているだけでなく。嫌われても、やらせるべき必修事項として取り組む姿勢の一つと組み込んでおくべきである。ここで指導者と選手はチーム内で葛藤すべきである。

 選手が、コーチが要求していることを理解すること。
 指導者は、選手が快くトレーニングメニューを受け入れさせる心の育成を心がけること。 

 古田は、この選手に前もって「練習していけよ」と示唆している。練習期間もあったはず。単に試しに「投げてみろよ」と要求しただけだと思う。もし出来なくても古田は納得はしただろう。そして、次にアドバイスをして、気持ちよく投げさせる術を伝授したに違いない。なのに拒否した。大勢の選手を抱えているプロ集団である。「出来ない」、「やらない」、「やれない」選手を相手にしている暇はない。古田がとった行動は当然である。大勢の部員選手を抱える組織では当たり前の行動である。もし「よしよし」と甘えのままに育てていれば死活問題になる。負け続けるプロなら、来年度解雇と言うことになる。一人のとった態度から勝てない集団になることのしんどさを知っている古田だからこそ、何よりも強烈な古田のプロの洗礼だった。「そろそろムチを入れてもらわないと。プロで活躍している投手で縦の変化球を持っていない人はいない。頑張ってもらわない と」。と思うのは当然である。

この記事は心に強く残るものでした。ヤクルトのファンではないが無性に古田という選手を好きになりました。

信じるか否かは、あなた次第である。   

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