クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー289】《メール「北の大地より」その2》 

【ある日のコーチング・カレンダー289】《メール「北の大地より」その2》

学校の現状を分析し
この現状でもやろうと集まった7人との葛藤の日々に実行できたこと。
①コンプレックスの排除すること。
・「駄目だ」「下手だ」ということは絶対に言わなかった。
・まずは簡単なことが出来た時に「誉める」ことにした。
・「出来るやん!」と拍手を贈る。だから、簡単なことを出来るまでやる。出来たら「誉める」、そして、新しいことをやる。また、出来たら「誉める」を繰り返した。みんなの前でオーバーな表現で「誉める」。時には携帯マイクでグランドや体育館に響きわたるようにする。指導者に照れがあっては、本人たちは本気にならない。
・普通のチームなら出来て当たり前のランニングシュートが出来た時にひょっとしたら「天才と違うん!」などオーバーな表現を使う。すると周囲が注目するし、本当にそうかなとまで思わせるまで言い続ける。「犬も誉めれば木に登る」方式を取り入れた。
・会話の「サンドイッチ方式」を採用する。「誉める」「注意する」再び「誉める」。強く注意したいことの前に聞く姿勢を持たせる為にまずは「誉める」。それから最も強調したいことをののしる言葉で言っても聞く姿勢があるから聞き入れる。そして、最後にもう一度「君にはやる能力がある」と誉める。
・コンプレックスを排除するには成功させるしかない。勝てる相手を選んでの練習試合を計画した。

②一流を見せることと一流に接する機会を与えたこと。
・JBLチームにチームのコートに来てもらった。
・そのチームのお世話でJBL観戦した。
・一流の人に機会あるごとにアドバイスをもらう為に挨拶に行かせた。部員と一緒に聞き、その後必ず、「チームがどうすれば一流になるれるか!」をわかりやすく具体的にまとめてコメントを付け加えた。そうしなければかけ離れたこ とで畷北の連中には受け入れることは出来なかった。一流と二流の違いは簡単なことをやり続けて成功したときに当たり前の顔を出来るか出来ないかであると言い続けた。自分のものにして成功させる力まで発展させるには簡単なことを繰り返し繰り返し練習するしかないことを強調させた。なぜあんなに速く速攻することが出来るんだろう?との質問に、それはリーディングの選手がフライングしているかだよ。リバンドを取るか取らないかをいち早く判断できれば畷北でも必ず出来るなどと説明した。
その判断を的確にするために単純な練習を繰り返して成功させることの大切を言い続けた。理解できるまでに半年以上かかった。理解できたのは平成8年度天理ウインターキャンプでやっと勝ち味を知ったからである。やはり、努力したことが成功という形で現れない限り、一流になる自覚は持てない。

→多くの有名選手、指導者等々の協力を得た。

・高校生トップ校の試合を多く観戦させたが、決死して、あのようなチームになれとは言わず、近い将来必ず決勝リーグや地区決勝の場に立つのだと意識付けた。

→観戦試合会場の観客席でアドバイスしながら部員と一緒に観た。

・DVD「勝利の旅立ち」「ルディ」「NBA」など一流になるためにどうすればいいのか?を映像で訴えた。
・観戦、観賞の後に「君なら、あの場面でどうする?」「あのようになるにはどうした行動をとればいいのか?」と必ず感想文を書かせることで一流になるための意識付けをした。

→「成功のピラミット」を利用して日記を書かせてメンタルトレーニン グに役立てた。
・「俺たちは必ず一流になる」だから、人真似では駄目である。説明の前必ず「畷北は・・・。」「チームが何々するには・・・・。」などと必ず「チーム&学校名」と入れて説明した。
・一流にするために一流のものを与える方針をとった。その為に出来る限りオリジナルグッツを与えた。

③頑張って続ければ必ず良いことはあると思わせ続けたこと。
・小さな成功に「やれば出来るやん!」とか「ナイス!」とコメントする。指導者のこの誉めの言葉に部員(選手)は一喜一憂することか、計り知れない。
・疲れから明るさかが無くなったチームにはバーベキューは最高のご褒美と次へのステップに役立つ。部員と食事することは大きな信頼関係を作る要因である。部員の中に頑張った後には必ずご褒美があるという意識を持たせることはチームを強くする要因の一つと考える。甘やかせるとは異なる感覚である。女工哀歌の「あめ」と「むち」とは異なる感情である。部員との信頼関係を作る為の方法で理解している。この学校&チームではこの方法が非常に効果的であったし、監督の方針を理解させるにはすごく早道であった。だから、4年程度で大阪の上位と近畿大会ベスト8を得ることが出来た。

④決して怒らなっかたこと。
・「注意する」と「叱る」とは違う。このチームを指導しだして、強い指導にでたことも」ある。練習試合で相手チーム審判を罵倒した時である。一生懸命自分たちの為に審判している人に「どこ見てんのや」の言葉は許せなかった。このような行為は手を出しても教えるべきだと理解している。しかし、チームでプレイの上手い下手では絶対に叱ったことはない。人を傷つける行為や言動には手を出してもやっちゃいけないのだということを教えるべきである。
・うまく行かない部員に何故出来ないかの分析を伝えるべきで、指導者は一人一人の部員に理解させる表現力や説得力の指導力を身につけるべきである。理解力の薄い小学生をコーチするミニバス指導経験は大いに活かせて役立った。

→小学生低学年あるグループに2つの班を作る為にかけるさせた通し番号で1.2.3・・・・と番号を言うことが出来ても、奇数と偶数の班に分かれなさいと言っても小学生低学年では分かれることは出来ない。それは何故か、奇数と偶数という言葉を小学生低学年では理解できないからである。バスケットを指導している時に難しい専門用語を並べて指導していることが結構多く、そして、言葉の意味すら理解できない部員(選手)に「何で出来ないんだ」と叱っているコーチは世の中に多く存在する。専門用語を多く知っていることを自慢する「シッタカブタ」のコーチだけには成りたくない。
ミニバスではこのことで大いに失敗したのでオリジナル用語を創造した。キャッチは「おにぎりマーク」、両足ジャンプは「カンガルージャンプ」、マンツーマンのピックアップは「ひっつき虫」など。
この経験が理解することが苦手な畷北の部員相手に役立った。どんなところでも一生懸命なクラッチの生き方が活かせた場面であった。

⑤部通信「勝利の日のため」の発刊
・チームの方向性と共通理解を創るために部通信を出した。ある時期に最も大切に考えさせたいことを帰宅させてからも考え続けさせたい意味をこめて書いた。
・この題名は、努力した結果を勝てる日希望を持ち、勝利した日に心から喜べるために部員たちの足跡を記録として残し考えさせたいと命名した。勝てぬ3年間にはなぜなんだと怒りをこめて発行した号もある。
辞めていく部員にやるせなくて綴った号もある。
初勝利を忘れぬ為に書いた号もある。
奇跡的な勝利に跳び上がりたい気持ちを表現した号もある。
チームの役割はどうすればいいのかを教えた号もある。
などなどと全47号、臨時号を含めると50号をこえる発行となった。振り返って読んでみると「どんなことをすればチームが成長するか」を考え直せる効果はあった。部員たちが色々なことを考えるきっかけになった。指導者としての「夢」を語り続けるに役立った。勝てぬ日が続くときに「夢を諦めるな!」と呼びかけてくれたのが「勝利の日のために」である。部員たちのためにというよりも指導者としての自分自身の励ましのために発行し続けていた。
・部創設から近畿大会ベスト8までの足跡。
・中学生リクルートに役立った。最初は何の誇れるもののなかった男子バスケット部でせめて誇れるのが「勝利の日のための」の部通信であった。この部通信を読んで畷北に来てくれた部員もいる。現在、ほんの少しだけ誇れる結果(近畿ベスト8・大阪府3位・西地区優勝)があるけども、やはり、自慢に出来るのはこの部通信である。
のちに「ステップ」として2代目を発行するに至っている。

⑥休日を作らない。部に来ることは「楽しい」だと意識付けのために。
・休みを与えてしまってはバイト、遊びの誘惑が待っている。そちらの方向に走ってしまっては二度とバスケットボールに目を向けることはない。顧問として少々しんどい日があっても休むわけにはいかなかった。 毎日来させてバスケットのコートに来ることが楽しいことなんだという意識を持たせるために楽しい練習をやり続けた。いわゆるじゃらじゃらした格好で現れても自分の意図反することだが我慢した。なぜなら、毎日来させてバスケットの楽しさを教えるのが目的であるので我慢した。本当に進んでコートに足を運びだし、日の当たる場所に出るようになれば、格好なんて直ぐに正せる。事実、だらしない格好が勝ち上がり少しずつ注目されだすと少しはきちんと出来るようになった。
・バスケットを楽しみだしたとたん勝つようになった。
・「楽しくやるメニュー」は決してゲラゲラと笑える楽しさでない。自分が成長していくことが自覚で来る楽しさを感じさせることが真の楽しさである。自分にとって得るものがあるかどうかが問題で、自分自身が「いき」に感じ始めたら、どんなしんどい練習も我慢するようになる。
・あきささないために練習メニューを豊富にする。メニューを与えた時に 何のためにする練習なのか、この練習は何に役立つのか、この練習は試合のどの部分の練習なのかなどを理解させた上でやらせる。その結果を必ず誉めてやること。それが毎日コートに足を運ばせる要因である。そして、オーバーワークにならないように少し早めに練習を終わる。
・明日もバスケットをやりたくなるように答えの先送りをする。「じゃ!この続きは明日」という終わり方が日常である。
・もう少しやりたいと感じる時間は最大2時間30分程度である。これ以上はマイナスである。
・チーム制約時間と個人練習時間のけじめを付ける。個人練習時間を作ることは大切であるがダラダラ長くすることはマイナスである。適度の所で止めさせる勇気が必要である。
・太く短くよりもインターハイ予選を目途に長く続けられるようにする。
・コートに来た限り「練習の機会均等の法則」を守る。ただし、練習試合や公式戦では機会均等という訳のはいかない。機会を均等にすることは出来る選手と出来ない選手を見極めるのには大切なことである。休日を無くする意味 は機会を均等にすることには時間が必要である。その日の時間を短くすることは、全ての部員に均等のチャンスを与えられ得なくなるので毎日練習して機会を作るしかない。
・俺は疎外されていると感じさせない為にもチャンスを与える。それには毎日練習するしか方法はない。
・休息を無視しているわけでない。次へのエキスを得るためには休養が必要である。休みは次へのステップとなる。しかし、チームでは部の休みを取ることは他に逃げる結果になる。だから、疲れを明日に残さない程度に練習を続ける必要がある。バスケットをするために学校に来ているがこの学校でバスケットボール部を維持させる条件である。勉強は後で付いてくる。この学校の一般の生徒たちは目的がないからおもしろくない、おもしろくないから学校に来ないという悪循環を繰り返している。学校がおもしろければ、来て勉強もするようになる。しかし、この学校の子の大半は行く場所がないから学校に来ている程度である。こんな生徒に理想論をぶつけている教員集団を相手にしないのは当たり前である。
・「ガッツポーズの原則」で今日良かった!また、明日やろう!の気持ちにさせるには、毎日のミーティングで何かを言わせる。何かとは絶対にマイナスの質問をしないこと。次に全てを否定する返答を言わないこと。この二点が明日へのエキスになる。ガッツポーズは今出来たことの自分に対するご褒美と自分で次のことに対する心の準備をする儀式である。 ミーティングは明日のためのガッツポーズである。

この分析と実践がその後、長く成果を出す結果となる。
学校は、チームは明らかに変わった。

信じるか否かは、あなた次第である。
            
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