クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー287】《報告書》 

【ある日のコーチング・カレンダー287】《報告書》

世話人制度の導入。

高校男子バスケットボール部
新入部員報告書
  報告者(       )
☆ 聞いた内容を書いてください。
新入部員名(       )
出身中学 (       )
ポジション(      )
身長   (    )体重(      )
生年月日 (19   年  月  日)
☆ 話してみて、聞いたこと、感じたことを書いてください。
☆ 伝えた内容について書いてください。
チームの大目標(            )
中間目標(               )
クラブでの決め事
集合時間と開始時間
休むとき
返事
貴重品
学校生活について部で指導されていること
服装
授業
家庭での生活について部で指導されていること
食事
睡眠時間
帰宅時間

 報告書

上級生が世話する1年生の報告書である。
目的はコミュニケーションである。

相撲界では関取に”付き人”がいる。関取の世話係である。封建的であるが歴史が創った制度である。関取になれば、何もかも世話してくれる”付き人”がつく。これは日本人が創造した文化である。

私自身も日本体育大学時代に寮で経験した”付き人”制度である。上級生の付き人である。苦く辛い思い出もある。けど、その経験が人間的な成長につながった。いわゆる忍耐力がついた。

でも、少しの疑問が残った。

チームが今年、実施したのは、”世話人”制度である。下級生が上級生を世話するなんてことはスポーツ界では良くあるシステムである。それが良しとして続けられているクラブも存在するであろう。

”付き人”の逆をやってみようと実施しことがある。”世話人”制度である。上級生が下級生を面倒見ると言うものである。チームイズムの適当なことを伝えていては新入生が可愛そうである。指導者にしかられる結果もある。
たとえば、練習の集合場所や時間が下級生に伝わっていないとか、練習後遅くまで1年生が残る必要はないなどのクラブ内の決め事を誰がどのように伝えるのか。
キャプテンが2年生に「1年生を指導しておけ」では60名の大所帯では徹底できない。1年生が右往左往するだけである。結果としては言いやすいものだけに仕事が集中する傾向だけが残る。

そこでチームの目標などなどを的確に伝える目的で”世話人”制度を実施しみた。

入学して直ぐの右も左も判らない1年生に上級生がやっていた事を急にあれやれ、これやれではバスケット部に期待してきたことがつぶれてしまう。1年生を甘やかすのではない。早く部活動になれてほしいので、1年一人一人にお世話係をつけたのである。どうすれば、スムーズに活動できるかを考えた結果である。

上級生と1年生がマンツーマンで実施したミーティングの結果を報告させた。世話人の上級生が下級生にチームイズムをいかに伝えたかの報告書を書かせたのである。実施のあくる日に全員の報告書が届いた。
上級生一人一人が下級生に決めこまやかに伝えたことが左記の報告書に書かれて、コーチのもとに届いた。

予想以上の反響があった。
上級生と新入生との距離が一機に狭まった。下級生が上級生に積極的に話しているのである。「やらされている」感覚がなくなり、早く部のシステムを理解して馴染もうと下級生が努力し始めたのである。
責任感が芽生えた。
上級生の自覚が出来た。
下級生が明るくなった。
いい意味での緊張感も出来た。
それは責任という緊張感が出来た。
自分が世話した下級生がちゃんとできているかの責任感が出来た。
自分たちの居場所が出来たのである。

                                       
企業でよく使われる『報連相(ホウレンソウ)』報告・連絡・相談をチームで実践してみた。
効果的であった。

信じるか否かは、あなた次第である。

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