クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー283】《負傷者》 

【ある日のコーチング・カレンダー283】《負傷者》

ある合宿、松葉杖での合宿参加。

負傷者の参加。

ある時期の合宿に松葉杖で参加した部員が居る。負傷したことは本人がショックで落ち込んでいた。
何故落ち込んだのか?
怪我をして、足首にギブスが巻かれたこと。それも要因の1つである。1年生で北斗星組(Aチーム)に入り、期待されている。
プレイ出来なくなったショック以上に落ち込む材料があった。
この合宿に参加できないことである。
50名以上の大所帯で移動する。1年生にとっては、ただでさえしんどい5日間である。
連日、体育館移動があり、チームとの共同、協調が要求される。
前日に発表される”組”で自分たちの居場所と仕事が確認される。
水分補給ボトル、クーラーボックス、所属組Tシャツの交換、洗濯当番、ボール当番、審判の確認、モップ係、食事当番、そして、自分自身の練習着などの用意がある。未体験の毎日で元気な者でも振り回される5日間である。

この合宿の5日間で1年生は大きく成長すると聞かされている。
だから、参加できないことは取り残されることになる。この部員が最も恐れていることは「今回の合宿は大阪に残りなさい」と告げられることである。非常に怪我したことを悔やんだ。
この怪我の原因は睡眠不足からと判明した。この事を監督からきつく叱られた。
夏の対策、食事と睡眠の事を指導された矢先の出来事でこの部員、そして、全員に再び忠告される事になった。
だから、当然合宿には参加できないと思いこんでいた。監督も不参加を告げるつもりでいた。

合宿前日に1年生のリーダー格の部員から申し出があった。
「怪我をしている○君を合宿に参加させてください。僕たちのユニットで面倒見ますから・・・」
自分のことで精一杯になるし、無理であると説明を受けた。
でも、この部員は引き下がらなかった。
「お願いします。迷惑はかけません」
この部員の目が真剣である。そして、ユニットを組んでいる部員も「お願いします」と頭を下げた。
「わかった」の監督の一言で了承された。
すると30分後に参加費を持って、母親が来られた。
「有り難うございます。ご迷惑になるとは思いますがよろしくお願いします」
許可した以上はこちらの責任である。
「わかりました。」と挨拶して、ユニットの部員たちの話をさせて頂いた。この部員たちの申し出がなかったら、参加させない主旨のことを伝えた。
非常に感謝されていた。怪我をした部員は人の好意の暖かさを身にしみて理解できた。この時点では参加できる喜びを感じたけども、合宿先ではさらに、そして、強烈に感謝せざるを得ない体験となった。

体験その1:移動の大変さを知る。
体験その2:特別メニューのトレーニングが用意されていた。
体験その3:1年生の役割に特別扱いはなかった。
体験その4:マネージャーの大変さを知る。
体験その5:人の優しさや絆の大切さを知る。
体験その6:怪我が起きる要因の1つに生活態度があることを知る。

合宿終了後、未だギブスはとれず。
でも体験、経験した事はこの部員を成長させたことは事実である。

信じるか否かは、あなた次第である。
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