クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー282】《普通の基準》 

【ある日のコーチング・カレンダー282】《普通の基準》

これが揺らぐと学校は乱れる。
チームは乱れる。

普通の基準。
”普通”という基準が学校やバスケットボール部で変化しだした。
”普通”という基準が適当であった学校やバスケットボール部で基準が確立されだした。

勤務していた学校では5月第3週に3年生就職志望生徒の進路説明会が行われている。
内容は就職試験対策である。
①挨拶の仕方。
②履歴賞の書き方。
③小論文の書き方。
④入室心得。
⑤声の出し方
等々を担当の先生が指導される。

 でも、受講している大部分の生徒は鬱陶しそうである。気持ちは、その日のアルバイトの時間や友達と遊ぶことなどが頭を支配して、先生の話を心地よく聞いていない。俗に言う学ぶ姿勢がない。
 クラッチはこのような生徒を黙っておれない。この日ではないが学ぶ姿勢のない学年集会で心底怒った事がある。でも、心に響かない。まずは聞かせる心から教育をしなければ、絵に描いた餅である。
 教師の義務感だけと上辺の伝達だけでは生徒の心は動かない。けど世の中にはいくら誠意を持ってしても聞き入れてくれない層の人間が存在することを教師は自覚しないといけない。其処を義務感だけで過ごしてしまうと益々聞く素直な心は芽生えない。ましてや聞く姿勢のある生徒の心まで腐り始める。これが最悪の環境を生み出す。
 
聞く姿勢、学ぶ姿勢のない子を無理して就職させても、直ぐ辞める。このことを学校という組織が繰り返していくと信用と言うことが遠のいていく。学校紹介で就職したのに1日や3日で辞めてしまう生徒が後を立たない。

そんなレベルの学校に就職依頼が来る訳がないだろうか。
でも先生方の誠意で何とか、聞く姿勢、学ぶ姿勢のない生徒を真面目に取り組むこと同じレベルで進路を確保してやろうと取り組む。

入室心得で”大きな声を”と指導してもふてくされる。
強く言うと「もうええわ」と放棄して帰ってしまう。
この現状の中で”普通”という基準を明記して育てるにはかなりの根気が必要になる。
聞く姿勢、学ぶ姿勢を教える続けることに挫けてしまう。義務感だけで指導が続けられる。
心が伴わない。
この現状に「大人(教員)を信用しろよ。」「アドバイスを聞いたら良いこともあるよ。」と普通の基準を確立させてやりたい。

クラブノートに
「今日、進路指導で挨拶の仕方や声の出し方を教えてもらいました。いつもバスケ部でコーチから”大きな声で返事しなさい”とか。”クラブノートをしんどいけど自分のためやから続けなさい”とか教えてもらっているので、今日の進路指導では助かりました。」
と書かれてあった。
普通の基準が確立された瞬間である。
コーチに「やってて、良かったやろ」と誉められた。
当たり前が当たり前でなかったこの学校の基準としての普通が大きく変わった瞬間である。

けど、根本は変わっていない。
進路の先生がこのこと関わって変化させた戦いの日々を知らないからである。
指導させた事に一生恨んでやるとまで言われたコーチと部員の戦いの日々を知らないからである。
この生徒が最初から大きな声を出し、態度の良い子であるから指導に乗っていると勘違いされているふしがある。
指導さてた日々あり、3年という月日の結果であること知って欲しい。
もし、部活動で得たこの子の財産を認めるなら、同じ基準で計らないで欲しい。
優遇しろと言うのでない。指導されて成長してきた生徒と指導に乗れない聞く姿勢、学ぶ姿勢の伴わない生徒と同レベルで扱うことが民主主義ではないことを知って欲しい。
この基準をごちゃ混ぜにされている事に大人(教師)不信に陥った生徒を世に送り出している。
ちゃんと出来ない子を普通という基準にされては、真面目な子は浮かばれない。真面目な子の行動が普通の基準である学校でありたい。社会であるべきである。何もかも一緒の平等精神では子供が成長しない結果を作っている。

曖昧な普通の基準を正し、挫けない教師集団が普通の基準を確立した。
全てを普通にしろと言うのではない。出来てもしない、やりもしない生徒を普通扱いするなよと言うことである。真面目にしっかりしている子はもの申さない。でも心の中で失望している。
普通の基準を明記してやれれば、学校、世の中は好転する。
この当時、教師であり、部活指導者クラッチはこの”普通”という言葉を多用する。
そして、この基準を確立しようとしている。

信じるか否かは、あなた次第である。
          

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