クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー272】《新チーム育成を考察する》  

【ある日のコーチング・カレンダー272】《新チーム育成を考察する》 

厳しいスタート、試しの遠征
試しの遠征001

新チーム育成を考察する。

まず、何ができるかを観察する。
コーチングプログラムと照合してみる。
到達予想点と現時点のチーム状態を比較してプログラムを修正する。
当然、出来ている部分と出来ていない部分はある。
新チームをスタートさせるときには夢や願望は、指導者にも、選手側にも存在する。
指導者と選手の思いやレベルが接近しているほど、モチベーションは高くなり、維持も出来るだろう。

新チームスタート時に確認させること。
①チーム目標の確認:全国大会
 ・出来ないのではない、出来るまでやることが全国への道と心得る。
②そのためのチーム方針の確認
 ・精神的基盤(頑張るポイント)とゲーム方針(戦法・戦術的)。
 ・学校との関係(部員である前に畷北生であること)。
 ・チャンスの平等性とベレルの平等性(チーム内にあるレベル格差を工夫する)。
 ・自分の居場所を自分自身の手で探させる。
 ・学ぶ姿勢の育成(素直さの追求)。
③年間スケジュールの確認(主な大会)
 新人戦まで:○○フラーカップ・○○ウインターキャンプ
  ○中央大会◎近畿新人戦      
 インターハイ予選まで:各県招待試合(兵庫・大阪など)
  ○決勝リーグ◎近畿大会◎全国大会
 ウインターカップ予選まで:三朝キャンプ・インターミューラル
  ◎全国大会
④チームスタッフの選出:キャプテン・副キャプテン・マネージャー
 ・キャプテンの到達目標に対する指導。

などを確認させて、1ヶ月前に新チームをスタートさせた。
そして、第1ステージでの”ためし”を遠征で行った。
そこで得た事は”甘さ”であった。
遠征に行くなかで時間を守るだの、チーム用具を準備するだのの行動に関しては当たり前のように出来る。
でも何が”甘い”のかを体験し、考えさせる。

ウインターカップ都道府県予選敗退後、
遠征先には、ウインターカップ出場の3年生が存在していて、相手は3年生も存在し、かつ各県ウインターカップ直前のチームである。

ある時期、荒れた天気下での遠征。会場到着時には体育館雨漏りとキャンセルチームのために試合時間の変更と対戦チームの変更にモチベーションが下がる。
とりあえず、第1試合が決定した。そしてアップが始まった。
いつものチームとは違うムードである。
でも、指導者クラッチは叱らなかった。きっと、ひどい試合になることを予想してあえて注意しなかった。
案の定、100点ゲームにされて終了である。
次々に変わる対戦相手に1日目は1勝3敗(*1勝はBチームのものである)で終了。
”そんなはずじゃなかった”の気持ちが焦りとなって、自分たちのバスケットが出来ない。
チームとしての学習の場がいきなり提示された。
そこで新チームの①~④が確認された。
そして、”出来ることから始めれば良い”の確認で自分たちは勝てるチームであると言う安易さを捨てる結果が飛び込んできた。現時点で練習してきたことだけでどれだけ戦えるかの確認のための遠征であるから、やられても仕方がない部分はある。
でも、戦うモードにもならずに試合に入ったことは、ひどく叱った。当たり前である。
するとチームは変身するが、それじゃ所詮、やらされるバスケである。
チーム育成の教材としては最高のものがいきなり与えられた。
ここで選手だけが必死になるようでは駄目である。指導スタッフも一緒にこの現実を捉えた。
そして、1日目を過ごした。
そこで、お互いに学ぶ姿勢が遠征先体育館を支配し始めた。
するとチームは変わり始めた。試合毎にチームらしさが蘇ってきた。
蘇らせる兆しは、何か。
”現時点で出来ることをやろう!”であった。
新チーム発足以来、Aチーム5連敗の現実は残るが、明るい先が見え始めた。

ただでは転ばず、次へと繋げることを残す。
それが今後に生きる。
今、全敗でも、活かせる材料探しの遠征である。
もうこれ、以下はない最悪で努力すれば、何かが生れること知り、チームで知り、個々の飛躍の材料を見つけ出す。

その反省材料をチームの共通ベクトルとして、飛躍の材料につなげる。
100点ゲームされたチームでも、次回対戦時には勝てる材料へつなげる。
その証は、同じチームと半年後、対戦させることである。
そして、勝利させる努力を具体化させる。
このことを理解させたうえで、遠征に出る。
このチームはこのことを毎年実践し、可能性を見つけ出そうとした。
遠征で全敗、なんてことは日常茶飯事であった。
公式戦で勝つ材料探しの為の遠征であることをチーム全員が認識していたからである。

信じるか否かは、あんた次第である。

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