クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー265】《時間が止まる》  

【ある日のコーチング・カレンダー265】《時間が止まる》 

変化のタイミングをキャッチする。

時間が止まる。                           

教員時代、週2時間車椅子の生徒と体育の時間を共有している。
20分間のリハビリ、といってもリハビリもどきのストレッチとマッサージ、そして、仮眠という体育の時間である。
本人と本人の家族と相談しながらの体育の時間なのである。クラッチ式に言うと「時間が止まる体育」なのである。
何故、時間が止まるのか?この生徒と共有する時間が前に進まないのである。この生徒に与えるものが常に同じで発展しないのでる。同じことの繰り返しがこの子もクラッチも当たり前に思ってしまっている。
これで良いのかが、いつも残る時間なのである。
何か工夫して、時間を進めたいのである。この生徒に何かを学ばせたいのである。
この子に関わるボランティア”P(あだな)”君と話し合ったことがある。何かさせたいのではなく、この子が何をしたいかに関わるようにすること。色々の選択肢をもって、この子が選択したことに手を貸すことにこだわることを話した。
P君「いつも選択肢を3つ用意している」
クラッチ「僕は精々2つである」
どちらにしろ、この子に選択させて時間を進めたいのである。
この子に何が出来るかではなく、この子自身が何をしたいかを引き出すことであるとの結論めいたものを2人の中では見出している。でも、やはり本人が何をしたいかである。
マンツーマンの授業なので、彼に行動を選択させてもどうしても時間が止まってしまうのである。

この生徒に変化がおきだした。
時間が進みだしたのである。
みんなと一緒に行った修学旅行以来、変化がおきだしている。
この子との授業の終わりに、いつも「じゃあな」とクラッチが手を上げて、この子の「うん」で終わる。
この「うん」が「有難うございました」に変わったのである。
明らかに変化である。
修学旅行中、クラスメイトと行動を共にする。その時に出来ることと出来ないことを常にこの子に決めさせていたとP君は言う。
彼の前に坂道があらわれた。
するとP君は「車椅子で行くのか、自分で歩くのか、クラスメイトにおんぶしてもらうのか、自分で決めろ」と言う。そして、彼に決めさせて行動したという。
この行動パターンをクラスメイトと共有できて、彼は変わった。時間が進みだしたのである。

ある日、バスケットボール部の練習を見学に来ていたらしい。観客席(ピロティ)で見ていたのでクラッチは気づかなかったがP君と一緒に来ていたらしい。それはなぜか。これも修学旅行のおかげだという。彼とバスケ部員とのクラスメイトとして交流がこの見学につながった。行動を共にしたクラスメイトが属する部活ってどんなことをしているのかが見たくなったという。その見学で「俺も何かしようかな」と言ったという。時間が動き出したのである。多分この日以来だと思う「有難うございました」の終わりで締めくくる体育の時間は。

昨日、クラッチのバトミントンの時間にこの子が体育館に現れた。
表情がリハビリ室で会う時と違う。笑っている。そして、明るい。
「どうしたん?」と話しかかると「みんな何をやっているかと思って」、ボランティアの人に頼んで自分の意思で体育館まで来たと言う。
もじもじしているので「お前もやってみるか」とラケットとシャトルを渡すとボランティアの人とやりだした。本当に時間が動き出したのである。楽しそうである。
「来週、体調がよければ、みんなとやって見ようか」
「はい」の返事である。「うん」じゃなく「はい」であった。
また、時間が動き出したのである。
           
 信じるか否かは、あなた次第である。   

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