クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー263】《嫌なこと》 

【ある日のコーチング・カレンダー263】《嫌なこと》

悪い環境は誰だって嫌である。
こんな悪い環境はない。                           

こんな悪い環境はない。その環境で自分一人がいくら努力しても理解してもらえない。
だから、何もしない。だから、辞めてしまう。ごくごく普通の感情だと思う。

何も嫌でたまらない環境で頑張る必要なんてない。とっとと辞めてしまえば良いじゃない。
その方が楽である。耐えることなんて必要ない。その悪い環境を飛び出せれば、それでいい。でも、次の環境でまた同じことが浮上すると、また逃げ出す。それでいいものなんだろうか。環境を変えることと逃避とは違う。今いる環境に何の改善への努力もせずに逃げ出す人は、環境を変えたとしても逃げ出すような気がする。

とんでもない環境、命に関わるような環境で我慢すると言うものではない。皆が悪いと思っていても、誰からも改善を呼びかけようとも、行動を改めようともしない環境。でも妙にマイナスの劣悪な環境でバランスが保たれている環境は、一つのきっかけでものすごく好転するものである。それは何故?今の悪い環境を変えたいと思う人が複数いるからである。複数の人に「好転させようよ」と呼びかければ出来ることである。

今日はそんな好転した環境を体験できた一日であった。誰だってストレスが溜まるような環境で暮らしたくないし、働きたくもない。それが素直な人の感情だろう。
でも少し考えてみた。自分が悪いと感じる環境を好転させることは出来ないものだろうか。
努力して良い方向に向かわせたい。どんな劣悪な環境下でも、そんなことを考える人間は存在すると信じて、仲間探しをすれば、凄い改善は実現できるのではないだろうか。

いったん良い方向に傾きだすと何とかしたいと思っていた人が不思議に何人か名乗りだしてくる。今、嫌だなあと感じる環境でも、改善を望む仲間を探して、助け合って行けば、何とかなる。一度、互いの努力が見え出せば、全てが上手く動き出す。そのきっかけは、コミュニケーションである。なんか嫌な雰囲気を持つ人でも、こちらから近づいて行く姿勢があれば、コミュニケーションは取れる。でも、多くの場合は、自分からは近づかずに、相手を攻撃したり、無視したりして、益々嫌な雰囲気をかもし出していることが多いのではないだろうか。ほんの少し自分が変われば、ほんの少し自分から近づけば、嫌な関係は、ほとんど解決できそうに思えてきた。

今日の 畷北の体育館は凄かった。テスト前、いつもなら部活動の生徒の自主練習の場である。でも、今日はダンスの練習、マット運動の練習など色々な補習の生徒が集まって、ワイワイがやがやとやっているのである。 畷北へ来て、9年、こんな風景があっただろうか。前向きな生徒が呼びかけて創造した雰囲気である。
いつもなら、「今日補習やで…。」、「もうええやん。邪魔くさいし。」
でも、今は少し違う。「行こうや。」、「そうやな、い(行)かな、あかんなあ…。」
体育館に入ってみると授業以上のムードが支配している。そして、楽しそうである。

「じゃあ、テスト始めるよ」
成功しても、失敗してもあっちこっちで拍手が起きている。
失敗した生徒が「もう一回お願いします。」と前向きである。

結構助け合って改善させて前向きな環境や人間関係を保って、バランスをとりながら時間は経過していく。

教員時代私の体育授業でバトミントンのダブルスのリーグ戦を実施している。ルールは出来るだけ簡単に、試合数を出来る限り多くする。この程度の申し合わせでリーグ戦を展開している。この授業の本当の目的は「コミュニケーション・スキル」である。ダブルスのペアー探しを目的とした授業である。一クラス35人いると34組のダブルスが成立する。勝敗を決めるのは7点ラーリーポイント制で1試合3分~5分程度で終わる。一試合が終われば、ペアー探しが始まる。
「僕とペアー組んでくれる人…。」
「俺とやろうや…。」
「お前なんて名前…?初めてやけどよろしく」
などなど相手探しが始まる。でもどうしても、コミュニケーションがとれない生徒もいる。そこでクラッチが登場である。
「俺(クラッチ)とやろか…。」
えっと言う顔はするけど、すぐに笑顔になる。
「おもろいやろ。次は相手を自分で探しや」
「うん…。」
きっかけさえあれば、一歩進むことは出来る。
次に待ってる生徒が乱入してくる。
「俺とやろ。」と無理やりのコミュニケーションが成立する。
勝っても負けてもそれなりの成果がある。実に楽しそうである。
この授業の目的は勝ち負けじゃない。「コミュニケーション・スキル」による試合数を違うペアーで消化することに目的がある。

ほんの少しの努力で、変わる環境。自分から進んで何かをやる環境。無理やり変える必要はない。変わるきっかけを創ればいい。後は良い一人歩きが始まる。今日はそんな畷北の体育館であった。ここちよい空気が流れていた。
           
信じるか否かは、あなた次第である。   

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