クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー257】《眼(みる)力》 

【ある日のコーチング・カレンダー257】《眼(みる)力》

素材を見抜く力。
眼(みる)力。

眼の付け所が違う。
なんでも鑑定団じゃないが「いい仕事していますね」と目利きが鑑定する。
いいものとそうでないものを見分けすることができる眼力。
同じことをしても、やっても結果が違う。
人によって見る目が異なると結果も違ってくる。

オリンピックは五輪で多くの選手が4年に一度、メダルを競い合う。
この日本も過去、多くのメダリストが誕生した。
オリンピックは多くの国民がスポーツを見直す好材料になるのは間違いなし。
そして、選手一人一人にあるドラマが報道される。
プライバシーに土足で入っていくのはどうかと思うが興味津々である。スポーツ記者がまるで芸能レポーター化しているのは余りいい気はしない。
その時は国民お一人として、野次馬になって記事をむさぼり読むだろうねである。

それは何故か?
選手一人一人のドラマに語られるドラマに潜む共通点、
特に指導者として注目させられる共通点が浮かび上がってきた。
町の、長屋の、隣の子が世界で一番、そして、胸に金メダル。
誰だって嬉しくなる。当然の感情である。
其処での共通点は初めは”普通の子”である。
仙台高校佐藤久男氏の”普通の子が日本一になった”と相通じる表現が使われる。

何処にもいる様な子が努力というたまもので、能力が開花し、良き指導者との出会いで上り詰めて金メダル、誰だって飛びつくサクセスストーリーである。それに感動する。
今、新たにスポーツクラブ・ブームが起きて出している。
「うちの子もひょっとしたら」という親馬鹿が台頭しだす傾向にある。
塾通いやテレビゲームでひ弱な子供が増えるより、まっいいかと思う今日この頃である。

極々普通の子がオリンピックに出場し金メダルを取るに至るまでは凄まじいドラマがある筈である。だから、関係者の涙がある。それを見て感動する。
でも、普通の子が急には世界一にはならないだろう。
それを育てた何かがあるはずである。
その何かとは、この子は世界一になる素材だと見抜いた指導者が存在することである。
その素材を見抜く眼力を備えた人を高、高く評価すべきことである。
科学的に支援するシステムが日本のスポーツ界に芽生えだしてる。
ところが、トップレベルが集結する五輪では”選手の力を見抜く眼力を持った一部の指導者” が育てた結果であり、事実であることにも注すべきことではないだろうか。
決して、機構や組織で上昇気流を創造したようには自分には思えないのである。
そういう意味ではまだまだスポーツ後進国である。
文部科学省が巨額の資金を投入してできた施設の存在も賞賛されることではあるが、まだまだ、国家プロジェクトによるとは言い難い事実を受け止めなければならない。そのようなプロジェクトは始まっている事実はあるが、バスケ界の末端には程遠い存在である。

小さな町のスポーツクラブや道場などを注目すべき事ではないだろうか。
オリンピック開催のたびに日本では五輪の成功の裏にある寺子屋的スポーツクラブが注目される。そこに目を向けて支援すべき事ではないだろうか。トップダウン方式の”御上の通達”でのスポーツ組織には日本の土壌には馴染まないのではと思ってしまう。
一クラブの一指導者の情熱で育ててきた事を横取りするような事だけはさけて欲しい。
現実に繰り広げられている事実だから、人々の感動や共感を揺り動かせているのではなかろうか。

金なし、場所なし、理解なしの土壌でコツコツと努力する。
いつか日の当たる場所に登りつめてやる。この重いだけで必死になる人たちが世界のトップになる。支援して、良いところを吸い上げるのではなく。育った、育てた土壌を研究の材料として支援する制度に眼を向けて欲しい。

一時的な思いこみや一部の上層部で組織の再編を考えて、携わる人間やファンの言動を無視する機構が存在する現実の日本に、眼力を持った素晴らしい指導者が存在する、寺子屋的な町のスポーツ愛好者を支えるプランを考察して欲しい。「それはもう始まっている」と思いこむ組織の人たちよ、自分たちの努力ではないと自覚して欲しい。
資格、資格で共通意識を求めても、素晴らしい指導者や選手は育たない。国家プロジェクトで国の制度の中で育てることも大切なことではあるとは思い理解もしている。

科学的分野を否定すことはないが、その中でユニークな指導があって、それが認められれば良いじゃないか。それで世界に通じるならば、認めざるを得ないだろう。規定にはまった者や組織のマニュアルだけで育成していくスポーツは変であると考える。

信じるか否かは、あなた次第である。
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