クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー243】《ご免なさい》 

【ある日のコーチング・カレンダー243】《ご免なさい》 
気づくのに遅くはない。

気づくのが遅くて、ご免なさい。

新チームの練習が始まった、ある日。
チームのコートにOBのT君が久しぶりに来た。
挨拶もそこそこに「先生、話を聞いてください」である。
内容は現在やっていること(美容師専門学校)に”壁”を感じるという。
何をしても上手くなることができないで悩みだしているという。
そこで頭に浮かんだことが「恩師クラッチに聞いてみよう!」だという。

現役時代、監督・コーチのアドバイスが受け入れられずにチャンスを逃してしまった子である。
その時のことを話すと「そうなんですよ。あのとき素直になっていれば…。」
今までは、その時のことが悔やまれてならない。
なんであいつばかり、優遇されるねんとか。
なんで自分は使ってくれないねんとか。
自分には自信あったのにとか。
素直に監督・コーチのアドバイスを受けいれ様とはしなかった子である。
その時代、ガードぽい部員は大勢いたが、一試合任せるメインガード不在で悩んだチームであった。
結局、3位で全国には行けなかった。
でも、部員たちの多くは「俺ら大阪で3位やん」と鼻高々であった。
監督・コーチと一部の部員は落胆していた。
監督・コーチのアドバイスを素直に受け入れよと後悔していた。

練習中にアドバイスするとキレる。
あからさまに態度を変える。
ミーティングをしても、真剣さがない。茶化しで聞いている。
真剣な話をしているのに遊んで聞いている。
それを指摘すると「また、俺らだけを怒る」という顔をする。
コートに入る前に「これじゃ、勝てない」とクラッチはつぶやいていた。

普段の学校の教室。
教師不振への反発が渦巻く中で一人だけ、教師側に付く事が出来なかったのだろう。
学校に嫌な部分をさらけ出していた時代である。
”素直”なんて言葉が死語の環境で戦っていた部活動である。
”素直さ”を心に持ってくれれば、”素直になる心”に灯をつける事が出来れば、全国の灯を手に入れることも可能だったのに、気づかない。

この子は自分が一番だと誤解している。
1つの社会(美容師)で腕の立つ奴なんて、5万といる事が見えない子である。
だから、自分の技術を否定されると勝手に壁を作ってしまうのである。
これじゃ高校時代から進歩はない。
でも、少し気づいたようである。
何故か、この子を指導なさっている教官の口癖が「素直になんなさいよ」だそうである。
「恩師クラッチと同じ事を言っている」と最近感じだしたと言う。
その意味をクラッチに聞いてみようと思ったのは、来期に就職して現場に立つ事からだと言う。
技術に自信あるのに就職先が決まらないと言う。
ここが「なんでやろ」の壁の始まりだと言う。
俺より技術の下手な子が教官に可愛がられている現状を確認すると言う。
「そこが理解できない」と言う。

「きっと、その下手な子はあんたを抜いて、社会に飛び出すよ」のクラッチの言葉に不思議そうな顔をする。
自分には技術がない。下手だと教官に言われ続ける。でも美容師になりたと一心に思っている心が素直さを生む、教官や周りのアドバイスを受け入れる。そして、何とか身につけようとする。その生き方がださくとも、この子には関係ない。この技術を習得しなければ、美容師になれない、国家試験に受からないと自覚しているから必死である。
ところが壁を勝手に作っているこの子はどうだろうか。
「そのぐらいのこと出来るやン」
出来るのに評価されない事に不満を持ってしまう。
その教官は、より高い技術を要求しようとしているに、基本形の所で”素直”に”受け入れる心”を持てないことこの子を見抜いておられることが理解できない。

この日のT君へのアドバイスは
「自分が最も下手な美容師と思え」である。
その心は下手だから、上手くなりたいという”素直な心”を持てよである。
「素直になれば、色々な人は手を貸してくれるよ」で終わった。

この子が最後に言った「気づくのが遅くて、ご免なさい。」に
クラッチ「気づくのが遅かったことはない。早いほうや。」

信じるか否かは、あなた次第である。
   

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