クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー238】《ある時期の合宿へのこだわり》  

【ある日のコーチング・カレンダー238】《ある時期の合宿へのこだわり》 

勝ちを意識せず、試合させる意味。

合宿での取り組みへのこだわり

勝ちにこだわらなかったこだわり。
学期末テスト終了後、ポイントを3つに絞って練習してきた。
② ニットメンバーによる役割の徹底
②アーリーオフェンス#3・#グー・#パー(チームのシステム番号)
③オールコートデフェンスシステムのXチェンジ&ダブルチーム理解
入学以来、ただ練習に参加している日々の1年生に理解させる事を重きに置いた練習を重ねていた。

今回の合宿は練習試合形式である。①~③を試合でどう表現できるかである。システムを理解していないものには共通理解の試合は出来ない。特に①で固定した2週間を過ごしているたので新たなメンバーを組んだ時に役割が徹底できるかである。固定メンバーで出来たことが出来ないこともある。何となく出来ていたことが出来るという自覚のないものはチームの足を引っ張る結果となる事が予測された。そして、自信喪失を抱え込む事も予測された。下級生まで如何にチームシステムが浸透するかを問いかける合宿である。

今回の合宿では
試合の勝ち負けにこだわらなくてもいい。
その訳は勝ち負けだけでゲームを進行させると練習してきた①~③がぼやけてくるからである。
案の定、この魔物がチームを支配した。
勝っているから上手く行っていると誤解するメンバーが続出した。
逆に負けているけどシステムを何とか覚えようとするメンバーまで魔物が浸食し始めた。システムを追求せずに成功してしまうことで主体がぼけて行くメンバーが続出していく。

今回の合宿中に何度もチーム間の入れ替えが行われた。
自分が属するランクではシステムを上手く機能させることが出来ないとか。
システムを全然理解できていないとか。
理解しているがプレイタイムを余りもらえないとか。
上のランクにいることで満足しているとか。
色々な理由でメンバーの入れ替えを頻繁に実施した。大部分のメンバーに活性する気持ちが感じられた。出来ることを評価されることで生き生きしだした。メンバーの入れ替えはある面では成功した。

でも、主旨が上手く理解できないメンバーは自分に駄目押しをしてやる気度を低下させてしまった。
このメンバーにも根気強くコーチたちは取り組んだ。

でも、どうしても勝ち負けにつながる得点関係だけにこだわり、チームとしての取り組みを無視し続けるメンバーも根強く存在した。
勝ち負けにこだわるので上手く行かないユニットが仲間割れを起こしてしまう。
そこで話し合い、次の機会のために必死になっているユニットとメンバーは徐々に理解度が増していく。
後少しの所でOKが出る所までこぎつけたものが3日目で出始めた。

ミーティングで「①~③にこだわりなさい。すると出番やチームの勝ちは転がり込んでくるよ」
と監督からアドバイスされた。
そのことで大抜擢があった。一番下のランクから一番上のランクの上がった選手が現れた。3人のコーチの意見が一致した。その選手が監督に預けられた。
2年間、紅白戦にも使ってもらえなかった選手である。その子に出番が回ってきた。期待通りにシステムの中で頑張りチームに貢献できた。チームも勝った。出来たことでみんなが賞賛する。この事が当然ミーティングで報告される。良い状態で元のチームに戻された。この選手は戻されることに失望はしていなかった。元のチームに戻ればスタートメンバーが約束されて、プレイタイムが増えたのである。プレイヤーのランクが入れ替わる結果となったのである。
ここにもチームイズムを伝えることが出来たことに喜びを感じる。

指導者としての大前提は、システムがチームに浸透すれば、「勝利が微笑んでくる」である。

信じるか否かは、あなた次第である。

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