クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー231】《55名の大所帯練習》   

【ある日のコーチング・カレンダー231】《55名の大所帯練習》   

ストレスもあるが貫いてきたチーム。
大所帯練習の日々

ハーフコートで55名の練習って。

試合前じゃなければそう思わないが、やっぱりきついよね。
大阪の人ならわかる心斎橋のひっかけ橋の上で人と人の肩がぶつかりあうような通りでバスケットボールをやってるようなもので要通行注意である。
工夫にも限界がある。
ジャンプシュートの練習でも4カ所同時展開にしても、集中力に欠く。
全員練習が目標であるので何とか工夫するもストレスが溜まる。

でも、このような環境の中でも成長してきた集団である。
レギラー練習にコートを開けても嫌な顔せずに行動できるようになった。
「そんなの当然じゃないですか?」というチームの人はしつけが出来ている。
チームはそのような育て方ではチーム管理が維持できない。
同じ方向を常に向かっていなくては駄目なチームである。
公式戦会場での一体感は日頃共有する空気が生み出す産物である。

成長したのは我慢する感情ではなくて、自分のプレイ的な能力を客観的にみられるようになったことである。そのことにより、自分が出来るチーム貢献を考えられる集団に成長したから、ある程度の実績を残せるようになったのである。
「それって、当たり前でしょう」という人が大多数を占める。
けど、大所帯のチームを運営する中で得たことはそうではなかった。
入部してきた者を退部させない。
どのようなレベルの者でも最後まで連れて行く。
どんなことでも共有させる組織を目指した。

部創設当時、公式戦前でレギラー中心の練習に入らない時期にでも、平気で「なんであいつらだけ優遇されるねん」と平気で言う輩は存在していた。
何故、そんな感情を持つようになったのか。
それは部員7名からスタートして、一人でも多くの部員を入部させて、勢いのある部にしようとした結果出来上がった産物である。
日頃、「全ての子にチャンスを」と言い続けてきた産物である。
チャンスはあるが、50人を超える部員全員で試合は出来ない。
力量のある子と努力した子にレギラーのチャンスは巡ってくる。
能力はあるがチーム貢献を理解していない部員にもチャンスは少ない。
日頃の積み重ねの結果、15名のメンバーが選ばれる。
この線引きには色々な要素を考慮して選ばれたメンバーなのに受け入れることが出来ないのである。
何度となくあったチャンスをいかせなかったことを覚えていないのである。
入れなかった悔しさを転嫁してしまうのである。
このレベルの部員がレギラーに気持ちよくプレイさせない結果を生む。
よけいな事まで気を使わせるのである。
プレイに集中できないのである。
試合に出ない子がチーム貢献として進んでやれる子がいてこそチームワークなのに、給水1つにしても自分たちでしなくては行けない様なこともあった。

そのストレスたるもの凄かった。
一緒のようで、心は一緒じゃなかった時代は存在する。
『心』という文字は心を尽くせではなくって、
「心なき者よ、勝利するためには我慢という心を持てよ。謙虚な心を持てよ」と言う意味もある。
ベンチに入れないと言っては、憮然とする態度をして、心からチームという事を考えられない存在が居ては最後の部分で一つになれない事が起きる。
コーチがアドバイスしても、感情あらわに「何でそんなこといわれなあかんねん」と食ってかかる者さえ存在した。そんな状態で勝てる訳がないのに、そのことが理解できないのである。「正直言って、勝てないのが当たり前やろ」と思った事もある。
指導者クラッチはそのことが引っ掛かるのである。

インターハイ常連チームの監督が我がチームに「監督を信じる心がないと全国なんて夢のまた夢である。先生を信じる心がなければ勝てないよ」とわざわざ選手を集めてアドバイスをして頂いた。”敵に塩を送る”行為である。でも全国への道は果たせなった。
ここ何年かはその反省が部員に根付いて来ている。
「そんな事じゃ勝てない」と自覚し始めている。
その自覚が始まってから”上位”に残れるチームに成長し始めた。
チームを支援、支持されている方は「えっ、そんな!」って思われるだろう。
それがチームの現実であった。

自分の立場を実感できる部員達に成長している。
だから、勝たせてやりたかった。
塩を送ってくださった先生もそれを感じておられたんだろう。
チームは確実に成長している事を肌で感じておられたんだろう。

『心』と言う文字が『一心』となり、無我の境地で邁進できるこのバスケットボール部を成長させたい。本当の成長は、素直な心を育ててからである。

信じるか否かは、あなた次第である。 

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