クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー228】《力不足?》 

【ある日のコーチング・カレンダー228】《力不足?》

能力のなさを嘆くことはない。

選手の力不足?

 指導者クラッチが最も嫌う言葉である。選手の力不足を問うならば、答えは簡単である。力のある子を集めれば済むことである。そのような世界が高校バスケット界にあることは事実である。力のある選手を集めるのも監督の手腕の一つである。

指導者クラッチが歩んできた世界では到底及ばぬことであるとは言っても、選手の能力の差があっても、同じ土俵で大会は行われるのであるから、泣きは禁句である。指導者として、監督として、教育者として最大の努力をしたいし、させたい。能力のある選手を集められることに僻みや妬みでものを問うているのではない。全国レベルの多くの指導者と交流を持たせていただいている。能力のある選手をスカウトできる環境で、かつ切磋琢磨なさっている指導者の苦悩や努力を知っているだけに、簡単に「あれだけの選手が居れば、出来て当たり前」とは言いたくない。もし、私の口から負けた相手に「あれだけの選手を持てば当たり前」と言ったところで終わりである。負けて「選手の能力不足」と言ってしまえば、本当に負けを宣言してすることになる。これだけは嫌であるし、絶対に弱音を吐きたくない。次の機会までに能力を引き出せる指導を考えるのが指導者の仕事である。選手の力を発揮できなかった試合を悔やむし、選手の力を発揮させられなかったコーチ力を悔やむのである。

中小企業の経営者が大企業に勝負をして、ある分野では勝ち組になっておられる人は結構存在する。NHK”プロジェクトX”という番組が持て囃されるのは、苦悩する中小企業の取り組みを日の当たる場所に出そうとする試みである。この番組のテーマソング”地上の星”(過去のバージョン)にあるほんの少し光ることに命をかけるプロ集団の生き様に共感する多くの人の心を打つ、そのテーマに感動する。この番組を観るたびに「負けてたまるか!」の言葉が浮かび上がってくる。
 
ブロック大会までのチームの時間は、有意義であった。けど、結果は目標に到達は出来なかった。指導者として、他にやり方はなかったものかと苦悩する。単に悔しいだけでは済まされない、何かが残っている。それを分析すれば、”地上の星”として輝けることが出来るのだろうか?と大会前に色々と考えた。

 このチームは、選手を集めるなんてことが出来る環境の学校でない。それは公立高校だからということでもない。けど、集めることは出来なくとも、選手が集まってくる環境を整備することはできるし、魅力のあるチーム作りをすることはできる。「こんな面白く、楽しいチームがありますよ」と中学生や小学生に伝えることはできる。「あのチームでなんて?」と言われても挫けることはない。いつの日か「あのチームでプレイしたい」と言ってもらえるチームを創造することを心の支えに実績を積み重ねて頑張っていくしかない。

上位進出をどのように評価がくだるのかが楽しみである。小さな地区の中でバスケット大好き少年が多く、このチームを目指してくれることを願うし、努力もしたい。そのためには、まずは部員たちが自主的に自分たちのチームの存在を自覚して、自立した生活を過ごせることである。人が集まる原点は、”なんか楽しそう”である。現代っ子だって、楽しいことにはしんどいこともする。それを信じて指導する。

耐えて3年、そして2年でスタートラインである。
途中でくたばれば、信頼は遠のいていく。
実績を積むには、創意工夫である。

信じるか否かは、あなた次第である。
               
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