クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー226】《明暗》 

【ある日のコーチング・カレンダー226】《明暗》

教員の日々

明暗

”教師”と言う職業の日々は、明暗の繰り返しである。
相手が人間だけに非常に楽しくもあり、厄介でもある。
ある時代の新学期の4月が終わり、クラッチ担任3年○組の諸君にも学校リズムが出来上がり、遅刻指導の”早朝対象者ゼロ”を達成する。その報告を生徒指導部から受けた。
「よっしゃー」である。
4月30日の朝のホームルームで誉めてやろうと教室に入る。すると今日に限って6名ほどいない。「皆、どうしたんや」の言葉に無言の3年○組である。休日開けの雨の朝、確かに目覚めるには少ししんどい条件ではある。
「しかし、体育型クラスそんなことでくたばっていてはあかんやろ!」
身体上の理由で休むことは仕方がない。しかし、その理由が夜遅くまで遊んでいて、風邪をとか、身体がだるいとかは身体上の理由ではない。このことをしっかりと教えたいのである。

 時間を守り、勤勉に働き、真面目は宝、コツコツ地道に働く国民性をもつ日本人である。それが”日本の常識(スタンダード)”でもあった。時代は変われども、日本人が最も誇りにしていいものである。ところが日本、どうなってしまった日本人である。国際的に働きすぎは悪とまで言われて、日本人総反省?して、”ぐうたら日本人”に大変身する。それでも経済大国を辛うじて維持している。それは一部の大人の頑張りだけで辛うじて国力を保っていると思われる。街に溢れる働かずして、見せかけの裕福さだけを装う若い世代の日本人、ぐうたらは伝染して、DNAにインプットされて遺伝してしまった仮経済大国日本である。
 経済的な最低時期が到来しても、焦らないのが60歳代以上、不況になっても経済的に落ち込んでも、「また頑張れば良い」で地道に働き出す、なぜなら、しんどい時を克服してきた世代はくじけないし、耐えることができる。ところがコツコツと真面目に頑張った時期のない世代は、「不況は俺達のせいじゃない。社会が悪い。大人が悪い」と頑張る姿勢が作れない。揚句の果てに大人(親)にしがみつき、巣立ちをしない。しがみついているわりには大人の言うことを聞かない、逆らうなどの甘えだけが残る。どうなる日本である。悪いことに、そのぐうたら若者に同調して、理解者ぶっている大人がいることが、更なる不幸を呼んでいる。きちんとした生活を過ごすことを茶化して、楽して儲けようのバブル期の夢だけを追いかける大人がぐうたら若者とタッグを組んで生息している。日本全体が早く気付いて、真面目さが市民権を得る時代の到来を促してほしい。

 こんな時代に育った若者は、ほんの少しの努力でかなり努力したと誤解して生活している。運動クラブの子ですら、地道な努力せずして地位を得ようとする。少しの努力を指摘すると有頂天である。ところが新たなるステップに突入して出来ないことを指摘すると「前に言っていたことと違う」と指導者を批判する。ある段階で認められたことを後生大事に思い込んで、その部分だけを自分のために大切にしまっておく。所謂自分だけの世界を確立させて出てこないのである。だから、勉強でも、スポーツでも伸びてこないのである。本当に厄介である。「だから、君が成功して、皆が喜んでくれた時期は過ぎたんだよ」と説明しあげても、新たなる努力をスタートさせようとはしない。こんな子がめっきり増えたような気がする。更なる努力を指摘すると”心からすねる”のである。指導者の更なる指摘を受け入れられる子と入れられない子では益々差は開く。両極性が出現するのである。早い時期に気付かないと組織に大きな溝が出来上がる。溝の浅いうちは手がつくせるが、深い溝となって潜伏しだすと厄介である。この溝は埋まらないことの方が多いような気がする。毎年、この溝を埋める作業が指導者に圧し掛かってくる。特に大勢の部員を抱えだしたこの学校には、部としての課題として残る。

 少し前の話ではあるが、頑張りである成果は一部の者の勲章なのか。
 地道にコツコツはこの国の特性として、受け継がれても良いものだと理解する。

頑張り方を教えれば、能力は開花させることは可能である。一人が出来なくても、チームとして能力の発揮場所を模索すれば、可能性はまだまだある。指導者が諦めちゃ、その時点で進化は、変化は創造できなくなる。堅苦しい表現で書き綴ったが、実行動はシンプルに「やれば出来るやん!」を伝えたい。
何度も、そのやれば出来るとの出会いが続いている。きっかけでやれば出来るを知れば、その継続の仕方を提供する指導者の能力も世の中から要求されているのかもです。
諦めさせちゃ、ダメですよ。
それを今日は伝えたかった。

信じるか否かは、あなた次第である。

                
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