クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー206】《一途に続けた訳》 

【ある日のコーチング・カレンダー206】《一途に続けた訳》

ある高校でバスケットボールの指導を続けた訳

 私は色んなことにチャレンジして多くの場合、自己満足的ではあるが目標を達成して終えることが多い。そして、それなりの充実感を持つことが出来ている。これがコーチクラッチの人生観である。ままならぬのがバスケットボールである。1番(優勝)という目標を掲げて取り組んでいるが手にすることが出来ない。トーナメント(大会)に負けた後、幾度となく諦めかけて「もう辞めよう」と思ったことか。でも「もう辞めた」の捨て台詞で投げ出すことなく踏みとどまって来た。目標が達成できないから
終わることが出来ない色々な理由がある。単に目標が達成されていないからだけではない要因も含めて、その訳は。
 色々な要因が重なって、「やる限りは最高を目指そうよ」と自分に言い聞かせて続けている。最高を目指す環境作りと努力は必ずする。その年、その時期にベストと考えるレベルに持ち上げる全てのことをやり尽くそうと努力する。その年のメンバーでピークパフォーマンスできる時期と試合に合わせた指導を一年かけて仕上げて展開させて、チーム創りをしていく。正確には半年、実質3ヶ月の期間にチームを育てることを心がける。性格はおおざっぱであるが、結構、緻密に計画する。自己分析、チーム分析、選手能力分析、大阪、近畿、全国のレベル分析などを事細かくやる。試行錯誤しながら、粘土細工的な作業で自己データを作成する。負けた悔しさよりもこの作業で夢を見いだして、将来を具体化する作業が楽しいから32年間も続けていると自己分析している。

                                                  
「全国を目指しています。そのレベルに到達して来ていると思う。」とバスケット仲間に言ったところ、「えっ!」と不思議そうな顔をされた。「大阪には全国的なチームがあるのに、それはおかしいよ」と言いたげな顔色をされた。この学校に転勤して2年目の時である。「一流どころが居なくて、2番手やちょっとバスケ好きな子が集まったから、全国なんて・・・?」と言わんばかりである。ほらを吹いているように言われた。
「地域を育てましょう!」と訴えても、結果として全国規模の選手は有名伝統校を目指して他の県や他の地域で全国を目指す。それが当たり前と言えば、当たり前のことである。「くっそー!」と思ってもそれが現実である。このことが悔しくて、負けても、負けても挫けないクラッチを育てた土壌である。2番手でも無名でも良い。この子らで全国を目指してやる。この気持ちがチームを支えている心である。「いつかみていろ、俺たちだって」が基本的なチームスタンスである。けど、創設期の3年間は別として、チーム育成には3ヶ月、個人を長い目で育てると言って1年半しか時間は許せない。この時間内で戦う集団を育てるには、しっかりとした指導方針がなければならないと理解している。

 中学校有名選手でなくても良い。やる気のあるしっかりした子で充分である。下手の子でも良い、やる気のある子ならばと意欲のある集団を呼びかけた。「バスケ好きな子ならば、どんな子でも預かります。そして、上手くして、人間的にも成長させて卒業させます。」と云い続けた。創設当時、この考えに賛同してくれた指導者が数名、このチームを紹介してくださった。それ以来、前向きな指導を忘れたことはない。
 このチームを目指してくれる部員が存在する限り『諦めない』。

スポーツする楽しさに魅せられて、
 競技する緊張感がたまらないから、
 成し得ないものに対する悔しさで、
 勝つこと以上に成長する部員をみることが出来るから、
 過去に「あなたは3番にしかなれない」と言われた言葉に対する反発から、
 引くに引けない環境を自ら創ってしまう指導者クラッチの性格から、
 バスケットボールの指導を天職と考える思い上がりから、
 信じて付いてくる部員が居るから、
 
ある高校のバスケットボールチームを指導して、最初の3年間で基礎を創った。だから、そのチームに関わって、14年間でまずは3年間に基礎づくりに勢力を費やした。それ以後、チームのやるべき考え方の基礎は、出来ているので毎年ピークを一度作りトーナメントにチャレンジしている。当然目標は優勝だった。決して無謀なチャレンジであるとは思っていない。毎年それなりの根拠をもってチーム創りをしている。

そのチームは私の定年退職と同じくして、移転統合の名のもとの廃校となり、今は存在しない。

信じるか否かは、あなた次第である。
                    
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