クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー193】《自分のペースを守る》 

【ある日のコーチング・カレンダー193】《自分のペースを守る》

ある日、ある時、ある場所で質問に答えて。

自分のペース?
最近、色々な場所で色んな話を聞いて頂く。その中で印象的に残っている質問を受けた。
「どうしたら勝てるんですか?」の質問を突きつけられた。
「いや、僕こそ教えてくださいよ」と返事をした。
「何か秘策があるんでしょう」とさらに突っ込みを入れられた。
「本当に秘策なんてあるわけがないじゃないですか」
ここで「ただ、・・・・・。」と口を滑らせてしまった。
会話を交わし初めて2時間ほど経過したときであった。
「やっぱりあるじゃないですか?」
「ただと答えたのは深い意味はないですよ」
返事に困り果てた。
「だけど、毎年変わる部員を相手にかなりのチームを創ってこられるじゃないですか、ましてや、公立校普通科でしょう」
と必要に質問攻めにあった。
そこで日頃の自分の生き方や方針の話をした。

 チーム創造を考えるとき、単年度勝負を考える年と次世代を考えてチーム創りでは目標の基準のとなるものは少し異なる。しかし、指導する原点に変わりはない。
何を最も大切にするかである。現在の指導しているチームなら、『チームイズム』を大切にすることである。他にチームとの比較をしない。自分たちが出来ることを探し出して、自分たちのものに出来るまでプレイさせること、指導することを徹底させる。このことが原点である。だから、余り人のチームのことは興味がないし、どこかのチームに素晴らしい選手がいるだとか、いいフォーメイションがあるとか、今こんなことが主流であるとかの声が聞こえてきても、心は余り動かない。外部の声に惑わされて、あっちにごろごろ、こっちにごろごろと移り気な指導者にはなりたくない。自分の抱えている環境で精一杯の工夫と努力をして、頂点を目指す。その方法が正しいか、間違っているかの判断を客観的に分析できる指導者であり、徹底させることの出来るチームでありたい。とは言っても迷うがないわけがない。迷いが生じても、修正する時期を考えて修正する勇気も必要である。頑固な時期と変更を受け入れる時期を決めている。

 公式戦での結果の勝率が高かくなることを追求することは、他のチームにあわせた指導をするより、自分たちのチームに何が出来るかを追求していく方が迷いはないと確信している。自分のチームには、余り能力のある選手がいないからと言って、その年度に強いと思えるチームにあわせて指導していては、2番手ねらいや対戦相手のチームのことだけを考えていては、”らしさ(イズム)”が出てこない。常に思い上がった考え方、「俺たちは一番を目指す。」そのために何をしたらよいのかをテーマとして、日々の生活をするように心がけている。他のチームのことなど眼中にない。他のチームを意識するのは、大会に入ってからである。日々の葛藤の材料は、チーム内の目標が「これぐらいのことが何故出来ぬ?」である。「相手チームのことを考える暇があったら、自分たちに何が出来るんやを考えろ」が日々の目標である。目標到達値が低ければ、勝てないだろうし、高すぎても高嶺の花で終わってしまう。届きそうで、届かないレベルの追求である。その追求がイズムである。けど1年間のどこかで目標水準まで手が届くところまでは、何が何でも頑張らせる。それがイズムである。

 だから、チーム作りの第一段階(新チーム発足時)に入る前の自分のチーム分析を誤らないことに最もエネルギーを使う。そして、それを試して、新人戦をむかえ、第2段階(インターハイ予選まで)までに修正をして、チーム機能をアップさせる期間をかなり重要視する。このときにかなりに選手たちとの葛藤の日々は重たいものがある。
選手曰く「辞めたくなる時期である。」

 この時期が最も個人、チームがステップアップさせることになる。この時期のクラッチと選手との戦いがチームを強くさせる。だから、相手チームうんぬんではない。敵は自分たちの中にある。自分たちのチーム内の戦いに勝つか負けるかが、その年度のチームの勝利かどうかである。その結果が、地区優勝であったり、近畿大会であったり、決勝リーグであったりするわけである。他のチームからすれば、「そんなところで満足しているの」と言われても動じることはない。自分たちの目標である「チームイズム」がどれほど徹底させているかが、指導者には大きな問題である。
 「1・2回戦での敗退は悔しくないんですか?」とも質問された。
 「当然、悔しいですよ」と答えた。
 「でも、イズムを徹底すれば、そう簡単には負けないでしょう」とも答えた。
外からの声に惑わされないこと。それがクラッチのペースである。

信じるか否かは、あなた次第です。
                            

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