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クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー183】《群れる-その2》 

【ある日のコーチング・カレンダー183】《群れる-その2》

群れるⅡ
 気持ちよく行動できる集団とは?
 コンビニで出会った見知らぬ子とほんの少し話して意気投合する。そして、あだ名しか知らない子を『連れ』と呼ぶ。現代社会では、こんな集団があちこちに存在する。子ども達は、その『連れ』を友達と呼び、仲間だと言う。大人は「そんなことないだろう」と言う。でも、それが現実である。このことを大人も少しずつ認識理解し始めている。そこで「自分たちの子どもの頃は、そんなではなかった」では遅すぎる。大人が、耳にする少ない事実を「それは一部の子」と思っている頃、すでに水面下では、かなりの数が気泡となって浮上することを待っている。こんな子達が『群』をくみ問題行動を引き起こす。一斉に問題の気泡が水面上に上がってきたときに大人は焦る。この焦りを子ども達は、嘲笑している。所謂大人を馬鹿扱いする若者が世の中に蔓延ってしまっている。子ども達は、ささやかな警鐘を鳴らしていたのにもかかわらず、見てみぬ振りをした『大人たちのつけ』が、まわって来ている。

 『群』の最も小さな単位は家族である。この最も小さな単位である家族の乱れが遺伝子(DNA)を狂わし始めているのである。『群』の中で馴染めない。『群』の小さな単位である家族でも掟(ルール)を作れない、守れない子が社会という『群』で適応できる訳がない。

 『群れ』は、『個』を無視することではない。群れるために個の英知を集結させることである。『個』だけを尊重し、群れることの大切さを軽視して日本の歴史が流れ初めて、世の中がおかしくなった。『個』を集結させて新たなる『群れ』創りを提案しなければ、崩壊だけが待っている。一度崩壊した『群れ』を元に戻すことは非常に困難である。一度破壊された自然を反り戻すには、何百年という単位を必要とする。しかし、崩壊を見逃し続けると修復不可能な絶滅が起きる。本来持つ本能がほんの少しでも残っている時に、修復すれば何とかなる。駄目な事ばかりが、日常のニュースになっている。これはそうさせてはならない、そうあるべきでないと警鐘する人間の持つ本能である。

 だから、現在、色んな所で本能を擽ることが復権している。故郷ユーターン、和風の見直しなど若者がそのような場所に眼を向け始めている。京都の町家を改造したコミニティゾーンや新和風つくりの家などが見直されているはその現われの一つである。日本人の持つ『和』を重んじる『群れ』再生への始まりと観ている。

 旅行先やレストランなどで家族的な雰囲気の場を求めるのは、本来おかしなことである。家族という『群れ』に家族の掟を持たないから、他の場所に求めるのである。身体や心の癒しを自分たちの家族でかもし出せれば、外に癒しを求める必要はない。『群れ』は、優しさや癒しの場である。その前に生きていく上での掟(ルール)、特に『群れ』での掟(ルール)を叩き込む場である。この原点を忘れかけたことを今取り戻そうとしている。それも若者の行動からである。

 大人が「これではダメだ」と思っている以上に、子ども達が「こんなんいやや!」と叫んでいる。しかし、子ども達は、どうしてよいのか、方法が解らない。大人は「個性だから、個人の問題だから」と解決策を子ども達に託した。それが失敗の始まりである。子どもは毎日が発見であり、体験である。世の中を少しでも先に歩いている大人が道を作ってあるのが本来の姿である。その道を手をつないで歩くのでなく、自分の力で歩ける子を育てることである。道のない原野に「好きなように歩きなさい」でどうしていいのかわからない。どうしていいのかわからない子が失敗して怒ることは簡単である。起こりうる問題を解決する術を教えるのが小さな『群れ(家族)』の道(仕事)である。

その3に続く
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