クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー181】《教訓を生かせ》 

【ある日のコーチング・カレンダー181】《教訓を生かせ》

 優しさに便乗した、甘えは許せない。
 これはとある高校のバスケットボール部お話です。

『優しさ』&『甘え』
 練習試合でも、公式戦でも、途中駅で集合して目的の会場に向かう。これが続けてきたチームの習慣であった。全てではないが、監督クラッチ&コーチは、待ち合わせの場で点呼して、『チーム(軍団)』は、会場に乗り込むのが通常であった。
何故、そんなことをするのか。ある学校の先生が、集団で歩く『チーム(軍団)』を見つけて、「凄いですね。引率して歩けるなんて、凄いですよ」とお褒めの言葉?をいただいた。しかし、クラッチの内心は「なんで引率せなあかんねん。子どもじゃあるまいし」である。ところが、引率しないと『チーム(軍団)』は、統率できない軍団の時期があった。強がりを言う癖して、行き場所を解らずに右往左往する者が生息していた。自分一人で行動できないくせに平気で遅刻する。そして生意気な態度をとる。腹が立つが、基本的にはやさしい畷北であるので待ってやる。いつも待ってやるものだから、甘えて反省する心がない。強く言うと居直る、すねるである。みんなに迷惑をかけていることが理解できずに自分の主張だけをする。そんな状態にもかかわらず、軍団が一緒に行動する意識だけは強い。強いというより、集団の中にいると楽なのである。この状態がなくさない限り、この集団の成長はない。
 ある時に監督クラッチが集合場所に行けずに『チーム(軍団)』だけで会場まで来ることになった。9時開始のゲームにアップは始まっている。ところが様子がおかしい。人数が少ないし、ボールの音がしない。また、『チーム(軍団)』のわがままが始まり、アップが始まろうがお構いなしに、自分がトイレに行きたければ、ことわりもなしに勝手に行く。自分だけのことしか考えられない行動が始まったかとコートに入って、キャプテンに聞くと

「・・・・・。」
何も言わない、言えないのである。
せめて「オハヨウございます」ぐらいは、言えよと思うが
「・・・・・。」である。
「どうしたん?」
「みんな揃っていません」
「何でや?」
「遅れた者がいて、待ち合わせの駅でその子を待ってます」
「そんなら、一人だけ残してきたらええやん」
「・・・・・。」
こんな状態である。
 キャプテンの言い分は、○○沿線グループと△△沿線グループがあって、一つのグループの一年生がボールを忘れたのでとりに帰った。その子が来るのを皆で待っている。だから、遅れているのだとキャプテンは言う。その子だけが遅れればすむことであるが、グループで一緒に行動するという美学が働き、集団で責任をとろうとした。その結果、レギラーが揃わない試合となった。これにはさすがの指導者クラッチもマイッタです。

 その後、指導者クラッチがとった行動は、『集合は現地でする』である。いつもでも子ども扱いしているから、自立できない集団になっていた。自分の責任の元に自分の頭で考えて行動できる『チーム(軍団)』を育てようと方向転換した。この出来事は過去の話である。けど、いつまでも子ども扱いして手を差し伸べる『優しさ』は、この軍団に『甘え』を作っていたことになる。責任ある行動をとらせたいならば、失敗覚悟の勇気ある行動を与えなければ育たない。”そんなことは当たり前である”の集団ではない。

学力とか、そんなことだけで片付ける問題でもない。『しつけ』というモラルの問題である。その当たり前の行為、行動の教育が欠如しているから、責任のない行動を平気でし、許されて来ているのである。この遅刻事件、ボール忘れ事件、電車の乗り間違い事件、学校間違い事件など指導者クラッチがイライラする行動が日常茶飯の連続であった。だから、ハラハラ、ドキドキの連続である。そんなことも月日と伝統で随分なくなったが、心から信用していては、取り返しのつかないことも予想されるので、前日、遠征や対外試合のことについては、必ずキャプテン&マネージャーに最終確認をさせた上で別れるし、常に連絡できる状態にしておく習慣はこの軍団にはある。

『チーム(軍団)』の教訓
 一、時間を守れない者を基準とした集合時間を組まない。
*どうせ遅れるからと早く集まる習慣を作らせない。せめて10分前である。時には、集合出発が同時間を設定する。絶対に待たない。
 二 、集合時間に守れないものが試合に出さない。
*遅れても試合に出れるという『甘さ』を一掃させる。中学時代、朝起きれないからと先生に起こされないと試合に行けない者が居たと言う。「アホか」と思う。「その子が居なくて負けてもええやん」そんな『優しさ』はクラッチにないし、必要ではない。
 三、責任は個人で取らせればいい。
*いつもボールを忘れる、ボールを預かった日に限り休んでしまうなどの無責任なものを許せる土壌をなくせである。
 四、理由なき遅刻、欠席は許さない。
*だてに全員携帯電話を持っている訳じゃない。肝心な連絡のためにある。携帯に払う金があるならば、もっと有意義に使えよ。

 この教訓は、生かされるためにあるものである。幾多の失敗を乗り越えたチームの財産である。休み明けや年度初めには、やたらと学校外での問題行動が多い『チーム(軍団)』である。成長した軍団を報告したいものである。きちんとした行動は勝率に比例する。その勝利の方程式を証明させたい。

 馬鹿げたことを思われることをスタンダードにする。

 「そんなこと、当たり前やろ」で済まされない。出来ないから出来る方法を教えたに過ぎない。こんなことが日常に起きているのに対応できない大人(指導者)にはなりたくない。目の前に起きているマイナス要因を正すことの大切である。

 信じるか否かは、あなた次第です。
                          
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