クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

最新トラックバック

【ある日のコーチング・カレンダー180】《教えられたこと》  

【ある日のコーチング・カレンダー180】《教えられたこと》 

「助からないけど、助かった」
教えられたこと。

 「助からないけど、助かっている」将棋永世名人大山康晴氏が肝臓ガンの手術後、復帰して対局された後のコメントだそうだ。”助からないけど、助かっている”この言葉をチーム副顧問のN先生から順位リーグ終了後の反省会で教えられた。

”助からないけど、助かっている”という言葉の響きに順位リーグ”の戦い”を物語るにぴったりの響きと心境である。近畿大会順位リーグ最終戦終了後、悔し涙を流しながら、歯がゆさをぶつけていった。最高のコンディションを作り出すために過ごした2週間、そして、インターハイという道を追い求めて、『現状のメンバーで何が出来る』というテーマで過ごした1年間。一度も駄目との結論にいたらなかったチームであった。
you can do it!(やれば出来る)を言い続けたクラッチである。なのにこれだけしかできないのかと部員の前で大泣きした指導者クラッチである。とにかく、この時点(順位戦終了)では近畿大会すらものにすることが出来なくなった心境で悔しくてたまらなかった。
近畿大会出場は絶たれた(助からない)。
 部員たちも、保護者も、チーム関係者たちも虚脱感が支配していた。努力の日々が短い時間で凝縮されて脳裏が走る。無理矢理に振り返らせる空しさから、「俺たちの努力はなんだったんだい」と自分を責める。

 その時、競技委員長S先生が近づいてこられて「近畿出場おめでとうございます」と笑顔で寄ってこられた。一勝二敗同士で直接対戦校の勝敗で『出場権あり』のルールを伝えに来られた。”狐につままれた”心境である。何とも言い難い心境である。前任高時代に二度8位で近畿大会出場件を逃がしている。その時の閉会式の空しさが思い出されていたときの吉報である。戦前から混戦を予想されていただけに何が起こるかわからない大会であった。”天国と地獄”を味わい。最終日に地獄を味わいかけていた時に天国に引き戻された心境である。6月6日に合わせた努力がなければ、その結果がなければ近畿大会出場はあり得なかった。複雑な心境で”小さくガッツポーズ”した。

”助かっている”

 大山名人の言葉「助からないけど、助かっている」がやけに重たくのしかかる日であった。反省会(チームスタッフによる)のほろ酔い気分の時に「助からないけど、助かっている」が何度も何度も、繰り替え繰り返し、それこそ、しつこく出てくるのである。大山名人は肝臓ガンの時に死を覚悟された。その後、大好きな将棋、ましてやトップでの対戦はもうあり得ないとの心境と体調の中で復帰されての対局後に残された言葉「助からないけど、助かっている」に凄く重さを感じる。

 決勝・順位リーグは、凄いを乗り越えて、凄まじい3日間である。各チームの死闘は語り継がれるであろう。最終日の最終ゲームが終了するまで、決勝リーグは4チーム共に出場権あり、順位リーグも4チーム共に近畿出場の権利が残っているという凄まじい3日間を過ごした選手、チーム関係者は凄い。自分たちがそこにいたが、凄まじい体験を頂いた。幸せである。
「助からないけど、助かっている」非常に奥深い言葉である。

信じるか否かは、あなた次第である。
        
                    
スポンサーサイト

category: オフィスKURACH

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kurach.blog13.fc2.com/tb.php/1575-3cca7b95
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

FC2カウンター

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード