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クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー172】《ルーツ》 

【ある日のコーチング・カレンダー172】《ルーツ》
 ”GOOD&STRONG"を求めて。
 
悩める時代、打開策を求めて、チームに変化を求めていた頃の話である。

ある時期、指導者として、自分さしさのバスケットボールの原点(ルーツ)を求めて、決心したことが見知らぬ場所への遠征試合である。出来る限り知人の居ない場所で自分(クラッチ)が「お願いします」と頭を下げるしか相手してもらえない環境に飛び込むことを求めた遠征としたい。それがこのチームを飛躍させる原点となると考えた。

明日あたるチームがどのようなレベルで、どのような環境のチームかも知らぬまま、知人の紹介だけを頼りに遠征にでた。

 帰阪後、ある場所で指導者の懇親会があった。
「私のチームは何処其処に遠征してきました」
「其処には○○府県のトップチームが集まっていましたよ」
と別に自分から聞かせてほしい事でもないのに連絡してくださる指導者が居られた。
「あっそうですか?」のつれない返事に、其の方は戸惑いを感じておられた様である。教えられた大会が凄い大会であることも知っている。其処に行きたければ、私にだって行くことは出来る。誰がどのような大会に参加していようが我がチームには関係のないことである。

今、チームに必要なのは、飢餓状態であり、チーム内での信頼関係構築と判断した。強くなるためにチームが天狗になるような環境はいらない。誰も練習試合も相手してくれなかった弱小チームからのスタートを見知らぬ地への遠征に求めた。頼れるのは、チーム関係者だけである。特に、選手と指導者との密なる関係とチームメイト同士の密なる関係を求めた遠征に出たいのである。全てが勉強であり、全てが自分たちで判断すること要求した。自分たちで決めたことは、自分たちで責任を持つ。
そして、出た結果は、その日のうちに修正改善へと発展させる。
ある時の遠征、初戦100点ゲームをされた。「このレベルで遠征ですか?」と皮肉も言われた。そのこともチームに隠さず伝えた。遠征の間に「このチームに勝ってやる」宣言で深夜にまで及ぶミーティングと選手間での話を繰り返した。結果は最終日1点差ゲームでの惜敗。悔しくて、次の日と言っても次の日はなった。
場所を変えて、更にレベルが高いチームを紹介していただいた。
そのチームには勝利した。それを見ておられた昨日のチームが「もう一度やりせんか」との申し出があった。さすが時間がなく、次回ということになった。
でも、何かが変わった自覚がある。
簡単には負けないチームに変わりつつあった。
いや、その後を見れば変わったのである。
 
 昔、むかし、その昔、大松監督の率いる”東洋の魔女”というバレーボールのチームがあったとさ。ブラジルという地球の裏側にまで遠征して、”何しに来た”とブラジル人からからかわれたチームがあったとさ。その日本から来た”東洋の魔女”が東京オリンピックで金メダルを頂いたとさ。この物語が私のチーム創りの原点(ルーツ)である。指導者として憧れた人が”鬼の大松監督”だったから、鬼以上の”地獄”を求めたのかもしれない。その時、”仏の指導者(私)”を求めて遠征の旅に出ているのである。
 
 強豪校に一気に追いつこうとした指導者の姿勢に歪みが生じ始めてた頃である。それはどんな歪みなのかである。”GOOD TEAM”になっているが、”STRONG TEAM”になっていない。其処がクラッチの嘆きであり、チームの歪みである。強い、強い、めっぽう強いチームの監督さんが「人間関係がこじれたって、俺は気にならない。恨まれたってかまわない。俺はこのチームを勝たしてやる」とおっしゃった事がある。私にもそんな時代もあった。何せ、徹底し成果を出すまでやる”地獄の倉田”と呼ばれていた時代もあったぐらいである。この監督のようなことをチームに求めては、このチームの存在自体が成り立たない。”GOOD&STRONG”なチームを求めて、このチームで何年か指導に携わっていたはずである。その求めるものに歪みが生じ出したのが、チーム内の甘えであって、自主性の吐き違えが起き出しているのである。平均化した戦力になろうとするが、それ以上の努力をしない集団になりかねない。そんな部員が増えつつある。劣悪な環境でも俺はやる。厳しい環境でも、チームらしい楽しいバスケット求めてやる。そんな意識が希薄になりつつある時期である。「そこそこ勝てれば、それでいい」と思っているような雰囲気が感じるのである。その一つが、指導者のアドバイスを聞いていれば、それだけで良いと意識が感じられるのである。「それでは、駄目」とアドバイスし続けるがそれ以上のものが出てこないのである。この意識の修正と改善を求めるための”遠征の旅”に出た。 

信じるか否かは、あなた次第である。

                    
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category: オフィスKURACH

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