クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

最新トラックバック

【ある日のコーチング・カレンダー159】《ベストセラーを読んで》 

【ある日のコーチング・カレンダー159】《ベストセラーを読んで》

パソコンのファイルを整理していると
『べストセラー”バカの壁”を読んで』 で保存されているファイルを発見。
読み返してみる。
10年ほど前のファイルであるが妙に昔を感じた。
読み進むと新しさも感じた。妙な気分であるので読んでもらおうと決断する。

バスケットボール部サブ顧問N先生に紹介されて本屋に直行する。養老孟司著”バカの壁”という本を探した。北里大学医学博士である先生の著書である。
人間の全ての行動は脳が支配する。当たり前のことである。その当たり前のことに視点を向けて人間の行動パターンを解析していこうとする試みを訴えた本である。人間が行動するときに必ずある”壁”、この出現する壁を脳が認識して行動をおこす。この時に”壁”を人間の脳はどのように捉えているのかを教えてくれる本である。平たく言うと物事にチャレンジできる人かどうかと言うことである。チャレンジできる行動パターンの追求を示唆した本である。
行動を起こせば、必ず現れる”壁”、この壁の何処を観ているかで、その人の成長が計れるというものである。簡単に分けると
現れた”壁”の手前を観ている人。
現れた”壁”だけを観ている人。
現れて”壁”の先を観ている。

『”壁”を観て対応しようとする脳の能力(X)と”壁”を取り去ろうと行動する(Y)はX=Yで本来インプット(認識)されたことは「必ずアウトプット(行動)される。しかし、ここにα(感情)が加わって、人間の行動パターンができあがる。』
この感情が加わった方程式がX=(±α)Yである。このαの存在が人間の行動パターンの幅を決定する。要するにαの数値が(+)なら、向上するし、(-)なら低下するという簡単な説明に、妙に納得してしまった。さらにα=0(ゼロ)が存在するやる気なしの人間では、”壁”の克服なんて、何ともならないとの説明である。要するに”壁”を感じて行動をとれなく、無感情で行動をとれないバカの存在である。「そんなことして何が意味あるの」と無関心を装うのである。このやっかいな連中と戦うクラッチには、このまま引っ込めない感情が芽生えてきた。無感情な感情に火をつける事は出来ないのか。

 何故この本に興味を持ったか?
 全ての子に同じように教えても、脳の能力は別に考えても、学ぶ者の受け取り側の視点がずれていてはX=(±α)Yの数式は成り立たない。”バカの壁”とは”脳の視点のずれ”である。この脳の”視点のずれ”がある人間に何を言っても無駄である。受取手や聞き手に脳が理解しようとする能力(脳力)がなくて、受け入れない”壁”があれば、X=(-α)Yと答えは常にマイナスであり、いくら言い情報をインプットしても、言い行動はアウトプットされない。情報の受取手が”バカ”で、”頑固”で、”無知”で受け入れを拒否する精神構造にはつける薬はない。”バカが創った壁は、ベルリン壁よりも堅し”である。そんな壁を認識し、痛感している自分としては諦めるしかないのだろうか?と現状を打破のために読み始めた本である。

 学ぶ姿勢がマイナスよりもたちの悪い(0)ゼロの値を持つ者にいくら熱心に指導しても、わからないものには、教材や練習メニューを与えても絵に描いた餅である。同じ物を観ても、きれい(+)と感じる人と、良くない(-)と感じる人と、何も感じない(0)人がいる。色々な人と接する中でマイナスの要因を持つ人やゼロの要因を持つ人を排除していては、クラッチが取り組むチームは存在、存続は出来ない。ゼロやマイナスの視点を持つ子たちをプラスの視点を持たせるには、指導者である自分の視点を変えるしかないと取り組んでいる。しかし、人間何年もやっているとなかなか自分を変えることは困難である。ましてや人の心に踏み込んで行くなんて出来るわけがない。けど、心を変えなければ人は動かない。人を快く動かせるためにどうすれば良いのかの矛盾でととびついたのがこの本である。

観る目、視点のずれ、脳のずれをどう解決するか?
 読み始めて「やはり、バカにつける薬はない」と言っているのか、この本はと諦めかけて、棒読み状態になりかけたが、「この程度でベストセラーにはならないだろう」と心を入れ替えて、視点を変えて読み始めたら、”おたく”の人の脳という項目に出くわした。”おたく”の人は日頃、X=(-α)Yであったり、 X=(0×α)Yであったりする。自分のやりたいこと以外は興味を示さない脳のメカニズムを持っている。しかし、一度自分の興味のあることに出くわすととんでもないプラスの要因を脳に指令して、行動を開始するのである。そう誰もが真似できないエネルギーを持ち始めるのである。これって凄い能力である。このある日突然、マイナスからプラスに、時にはゼロからプラスに切り替わる”オタッキー(おたく)”の精神構造を学べばいい。興味あることを提供すれば、心が動く。このメカニズムを応用すればいい。一冊の本がバイブルに見えてきた。『くだらない本が転じて、バイブルとかす』は、昼行灯(ひるあんどん)がスポットライトに転じた瞬間であった。”バカにつける薬”を発見した。”バカの一つ覚え”を利用すればいい。興味を待ったことに対して、とことんのめりこむ ”オタッキー(おたく)”の精神構造を利用すればいい。ゼロに火をつけて、プラスとかす言葉を見つければいいのである。

読み返していると今のオフィスKURACHセミナーのフィードバック方式良いことを記憶させれば、今何をすべきかの行動が見えてくる。イノベーションボード創りに通づることである。
改めて、勉強する大切さを自身で思い知ることになった。
ちょっと難しいことを記憶させておけば、いつか役立つものですねを実感した。

信じるか否かは、あなた次第である。

                            

スポンサーサイト

category: オフィスKURACH

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kurach.blog13.fc2.com/tb.php/1550-548adf68
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

FC2カウンター

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード