クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー155】《365歩のマーチ》 

【ある日のコーチング・カレンダー155】《365歩のマーチ》

《365歩のマーチ》 懲りない面々に一人歌う。

成長の度合いが判らない。
でも、よくある話。

自分の成長が、自分自身で判らないと集団(チーム)の成長なんて自覚できるはずがない。日々ミクロ、マクロの歩みでも敏感に捉えて、出来るだけ部員や選手の目線に立って伝えようとするが、指導者の千分の一も伝わらないのが日々の現実である。水前寺清子の『365歩のマーチ』状態である。「一日一歩、3日で三歩、三歩進んで二歩下がる」である。それでも3日で一歩は進む計算になるのだが、「今時の若い連中は・・・」とあえて、禁句にしてきた言葉だが、使いたくなる。今日この頃である。

 ある強化大会の第一日目に際して、チームの徹底事項を三つ示した。
 ①「時間を守れ!」
 ②「自分の物は自分で管理しろ!」
 ③「自分がスタートメンバーになるという意気込みで取り組め!」
 この3つのことを実行しようと3月29日にミーティングして別れた。
 
 ○月○日の朝、集合時間6時30分にほぼ全員のメンバーが集合していた。監督が指示していたのは、6時50分である。ところが選手ミーティングで6時30分にすることになった。だから、マネージャーは「監督、6時30分には校門を開けてください」と申し出があった。「わかった。20分には開けとくわ」で別れた。ところが、50分には全員そろわなかった。出発の5分前には、いかにも「今起きました」と言う姿で駆け込んで者がいる有様である。この時点では、まだ、指導者クラッチは我慢していた。そして、一路○○工業高校に出発した。
 思ったより早く到着して、時間的な余裕があるので着替え、外アップを任せた。ところが、試合10分まえに全員揃わなかった。それでも、指導者クラッチは我慢した。「あと、20秒ほどやで」と急ぐように言葉をかけたが、急ぐ気配なしである。これにはさすがのクラッチも”まじ切れ”した。○○工業高校コートの皆さんが震え上がる”切れ方”となった。『監督の指示を徹底しよう!』がこの春のテーマであったはずである。それが観光バスに乗ったとたん、遠足状態である。到着するやすぐに買い物で朝の早くからアイスクリーム、スナック菓子である。その楽しい時間をそのまま試合会場に持ち込んでしまったのである。当然、すきだらけのチームである。立ち上げ一方的にやられる。クラッチは指示するどころか、「学ぶ姿勢なし、このまま謝って帰阪しよう」と言い出す始末である。コーチにも「あなた方は、真剣に全国大会に出る気持ちがるの?」と追い討ちをかけられる。この自覚のない、懲りない面々、どうにかならないのか。我がチームながら、情けなくなった。
この指導者クラッチの怒りをもろに受けとめた正統派の連中は、試合では頑張りだした。この異常なまでのプレッシャーの中でも、自分を失わずにプレイをやり続けたのである。チームを背負ってたってやるとの自覚のあるものは、試合で素晴らしい集中力で結果を出した。叱られたものは、何も出来ずにうろたえているだけである。ここに大きな差が生じるは当たり前である。浮かれ気分、約束事が守れないものは、場を与えても”借りてきた猫”である。何も出来ぬままに小さくなっているだけで”あかんたれ”なばか(若)者である。自分で招いた事を自分で解決できないばか(若)者がチームに生息し始めたことが悲しい。

 こんなことも挫けずに、「早くはわかってよ」と『365歩のマーチ』を歌い続ける指導者クラッチである。

信じるか否かは、あなた次第である。
                
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