FC2ブログ

クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

最新トラックバック

【ある日のコーチング・カレンダー135】他のスポーツから学ぶ。 

【ある日のコーチング・カレンダー135】他のスポーツから学ぶ。

ゾーンプレスの同時性。
ダブルチーム論争
 国際サッカーをテレビで観ていて、中盤での攻防に必ず相手チームがダブルチーム(サンドイッチ)に行くディフェンスで、イタリアの強豪チームが必ずバックパスでかわしている場面がやたら気になるので、一試合見入ってしまった。
 翌日、ある高校サッカー部顧問K先生から、過去にサッカー界で「ディフェンスの同時性」が話題になっているという話を偶然聴かされて、「昨日ACミュランの試合で相手チームが、必要にバスケットで言うゾーンプレスでプレッシャーをかけていることが気になって、一試合観てしまったわ。」がきっかけで公開ディスカッション化して、しばし時の過ぎるのを忘れて話が盛り上がった。

K先生:
「第1線のプレス(サンドイッチプレイ)にその他の選手がどのように反応したら良いのかをプログラムできないものか?」

監督倉田:
「ゾーンプレスの第1線のフローアーバランスは変化させることはない。第2線以降に3つの対応力を教えている。それはパスの出所である。予想されるパスコースを第1線のボールマンへのプレスの方向性で第2線以降の対応が異なる。第1線が追い込む方向のサインを出して、第2線の対応力と予測力を向上させることが練習のプログラムのみそである。」

K先生:「第1線のサインとは・・・?」

監督倉田:
「コート中央に追い込むのか?サイドライン側に追い込むのか?単に味方のいる方向に追い込むのか?よって異なる。言葉によるサインではなく、追い込む方向で第2線以降のディフェンスが動くシステムを意味する。第1線の出てくるパスの方向性を付けることがサインとなる。」

K先生:「その追い込み方は・・・?」

監督倉田:
「プレス第1線が協力して追い込むイメージは、「お鍋のフタと底」関係でフタを持って湯気をかわして鍋にフタをするイメージですよ。鍋底がぐらぐらしていては、フタは出来ない。ボールマンを追い込む先のディフェンスは動かない。それに向かってボールキープしているオフェンスを追い込む要領ですよ。」
*この「鍋底理論」は夙川高校元監督松本先生に教えて頂いた理論です。

K先生:「庭のにわとりをカゴに追い込み方法ですよね。」
古るう!
今の子、知りませんよは共通理解。
でも、知っている子いるかも、居ないとの定義付けはやめようと会話は進めた。

監督倉田:
「そうまさしくその通りです。」
「しかし、庭のにわとりを追いかけるという表現が現代の若者はイメージ出来ないでしょうね。」
両者:納得。

この後。話は尽きずに非常に充実した時間を過ごした。
日々模索する指導者2人の情報レイダーが理論の同時性を生んだ。
チームの選手が指導者の言葉に反応して、「こうすれば、こうなる」とイメージ出来る練習方法や試合を出来るチームになりたい。
このK先生とはこのような話で盛り上げることは良くあることで、競技を越えた同時性を感じることが多い。そして、参考になる。

この話から生まれたのが、練習メニュー『ガリバー』である。
あれだけ大きなコートでプレスディフェンスが可能ならば、バスケのコートで出来て当たり前。
そこでサッカーコートサイズでバスケ用のプレスを練習させてみた。
ガリバー旅行記の小人状態でなかなかできない。
でも、脚力つくし、パスのコースを読める効果がだてきた。
そこで通常のコートでゾーンプレスをさせてみた。
なんと成功率が大幅に向上した。
着眼点と工夫でスキル力はアップする。

信じるか否かは、あなた次第である。
スポンサーサイト



category: オフィスKURACH

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kurach.blog13.fc2.com/tb.php/1525-1855219d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

FC2カウンター

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード