クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー130】ラストシーズンに賭ける三年生の姿 

【ある日のコーチング・カレンダー130】ラストシーズンに賭ける三年生の姿

3年生の力。

夏から秋にかけてこの時期、多くの高校生チーム、3年生の引退が現実である。何故、引退するのだろうか?ほとんどの場合、進路の為である。しかし、もったいない。どのようなチームレベルであろうとも、この時期の三年生の力は、偉大である。人間的にも成長して、プレイにも磨きのかかる時期である。新入生も体力的に練習についていけるようになり、チームとして充実期に入っていくのにもったいない。一年生は、三年生の人間的な部分の発見をして、良くも悪くも先輩としての尊敬をしていく時期である。この時期に三年生のいないチームは不幸である。下級生は、見本になるものがない。この時期に三年生のいないチームは、一からやり直しである。多くのチームは、毎年、無駄な時間を浪費している。何故ならば、この時期の三年生は、本当に上手くなる時期なのである。その上手くなる三年生の姿を観るだけで、下級生も上手くなれる時期なのである。夏休みの三年生のいないチームは不幸である。また、進んで引退してしまう三年生も不幸である。本当の高校バスケットの味を知るのは、最後の夏休みである。

私が指導していた高校チームは、夏の総体(ウインターカップ予選)まで全員が残る。
この時期に3年生は、本当に上手くなる。

最後の夏、この時期の我がチームは、最もしんどい練習メニューが展開される時期である。3レーンのリピートでの走りこみや5メンクロスの連続など1年生には、本当に「しんどい」練習が次々に要求される。しかし、三年生は偉大である。そして、伝統を身体で後輩達に伝授してくれる。「しんどい練習」を「楽しい練習」に変えてくれるのが、三年生のなせる技である。楽しくしんどい練習にムードを変えて取り組んでくれる。そのムードに下級生は、乗ってしまう。この乗りがこの夏の終わりには、「しんどい練習を楽しく取り組める下級生」の姿がコートでバスケットを謳歌する姿に大変身させてくれる。

ある日、校長先生が練習を見学させました。「楽しそうやね!」が校長先生の感想でした。

この三年生の姿勢がこのクラブを強くします。監督の叱咤激励の激しい言葉より、三年生の頑張る姿勢がチームを強くします。そして、下級生の可能性を引き出してくれる。

それが良い意味での伝統となる。
信じるか否かは、あなた次第である。

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