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クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー66】模索する指導者の姿勢 

【ある日のコーチング・カレンダー66】模索する指導者の姿勢

ある時、私の愛雑誌『勝つための科学アスラ』(すでに廃版)を読んでいて、
日本体育協会公認スポーツドクター:辻 秀一「『スラムダンク』から学ぶ、指揮官の勝利学」が目にとまりました。高校生のバスケットへの提言として、考えさされました。
当時指導していた男子バスケットボール部にないもの、必要なものを感じ取り、その雑誌の抜粋と監督倉田の見解を書いてみました。
team001.jpg

Comprehension(理解する力)
Outlook(見通す力)
Affection(愛する力)
Character(人間性)
Humor(ユーモア力)
の頭文字が指揮官に求められるCOACH力である。
コーチに必要なパフォーマンス向上に必要なEQ(心の知能指数)、自己認識力、情熱力、感情コントロール力、共感力である。
コーチという言葉は、人間をその人が行きたい目的地により早く、より上手に、より快適に導いてあげることを意味する。
*コーチ倉田が寝屋川中学校講習会で述べたカーナビの原則である。

強い信念と目標設定で一つの方向へのベクトルを創るリーダー:赤木
褒(ほ)める力を持つ選手:「メガネ君」木暮
あきらめない力を持つ選手:三井
執着心を持つ選手:流川
愉快性のある選手:宮城リョータ
向上心のある選手:桜木花道
 このような選手の個性を組み合わせてチームを機能させる力を持つのが、コーチ(指揮官)力である。個々の能力を発揮させて、個性集団を一つの歯車として、かみ合わせてお互いの力を引き出して、チームを機能させる。一人ひとりに指揮官の役割を演じさせている。それが『スラムダンク』の世界である。これは、選手の優れた個性を引き出し、指揮官の役割を代理させた架空のチームである。しかし、監督としては、この物語は、かなり現実性をおびた理想像であると理解している。
 理想を求めるのが監督の仕事である。もし、現実に、このような有能なパフォーマーをチームに持てる監督は幸運である。『スラムダンク』の世界では、監督安西先生のキャパの広さが、個性集団を更に、個性豊かにバスケットゲームを楽しませた所に多くの読者の共感を得た。21世紀の若者を指導していく上で必要な監督資質を提言してくれる物語だと、監督は理解と共感をしている。
 現実の高校バスケット社会では、このような個性豊かなパフォーマーを見逃すどころか、排除してしまう監督が多いような気がするのは、自分だけなのか。

レギラーを決定するまでに色々と模索する。最後にレギラーを決定するのは、人間関係である。計画させた事を如何にスムーズに機能させる集団に仕上げていくかが、コーチ(指揮官)の仕事である。特にヘッドコーチ(監督)には、この能力の高さが、ハイレベルなチーム力を創造させて、勝率の高い試合をコージネイトさせることが出来る。
再度下記のようなパフォーマーが畷北男子バスケットボール部に存在するかを考察したい。
①強い信念と目標設定で一つの方向へのベクトルを創るリーダー
②褒(ほ)める力を持つ選手                 
③あきらめない力を持つ選手               
④執着心を持つ選手                    
⑤愉快性のある選手                    
⑥向上心のある選手                    

部の現状でも、②から⑥は埋まる。
けど、①がどうしても埋まらない。
強烈な個性を持つリーダーと集団7人で大阪府3位、近畿大会ベスト8を3年間で成し遂げた。その後、このイメージから脱皮出来ずにいる。画期的なチェンジングを実現しなければ、さき飛躍は望めない。この現状でどうすれば進展するだろうか、模索する。

監督としての葛藤:
リーダー性豊かな選手を探しだし勧誘してくるのか。
それは、公立高校では、かなり困難ことではある。
いやできる。不可能ではない。 全国を目指すコーチなら、有能な選手を勧誘して呼んでくることぐらい、当たり前の願望である。しかし、それはやらない方針が倉田イズムである。
なら、強いチーム作りはあきらめるのか。
絶対あきらめない。だから、強いチームを創るための努力をするんじゃないか。
個々で方針を変えてしまったら、監督らしいチームは創れない。
下位チームの中学校にも有能な選手はいくらでもいる。
戦績だけでは判断できないものがあるから育てがいがる。
中学校で下位チームの選手を一流に育て上げるのが、監督の手案である。
当時の部にはコンプレックスを持つ選手が結構多い。バスケットが大好きだけど、本当の意味の自信がないから畷北を選択している選手が非常に多い。いわゆる不本意入学である。
監督なら何とかしてくれる。
心の底では、有名ブランド高の幻を持ったままの選手が入学してくる。この種のコンプレックスを取り去るは時間をかければこの部大好き部員に大変身させるのが、監督の仕事と考える監督である。
当時、本当のリーダー性を持つ部員が出現してこないのは、この点が大きな課題である。
部創設時になるが、15期生のY君は、この部の監督を信じて、入学してきた。この生徒の成績、戦績なら、もっと上位校を目指せたのに、畷北を選択した。それも強い、強い意志を持って。
信じると言うことは、こういうことなんだと教えてくれたY君と意識の高い6人の入学であった。
だから、3年間(部員14名)で多くの結果を出せた。
この3年間を契機に、Y君と6人に憧れて、畷北を目指してくれた中学生が増えた。
部員40名になった部に不満はなかった。
このメンバーに不満を言っているのじゃないが、大きく飛躍するためにチームを再考する必要性がある。
二流を一流に育てることに生き甲斐を感じている畷北にとってまだまだ成長の余地ありである。
それがイズムじゃないか。
幸いかな、部はその後やる気のある選手に恵まれている事実は存在する。
選手は大きく飛躍できる器であると判断している。
120%の努力をしなければ、全国への道はありえないのか。
そんなに頑張らなくても、可能域ではないのか。
監督倉田は、自分チームの能力を信じるしかない。
迷いは、部員を勝てない深い迷路に追い込むだけである。
そんなことを考えている時に、この雑誌の1ページに注目した。
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category: オフィスKURACH

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