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クラッチの「今日の一言(つぶやき)」

スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACH 所長クラッチこと倉田伸司のつぶやきをお伝えします。

 

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【ある日のコーチング・カレンダー51】居場所つくり(アイスプレーキング) 

【ある日のコーチング・カレンダー51】居場所つくり(アイスプレーキング)

 アイスブレーキングという手法が必要なわけ。
ある日、一人の部員が退部を申し出てきた。
「どうしたん?」と聞くと返事がない。
しばらく時間が経過して、重い口を開いた。
同級生部員と口論したらしい。
もめたので「自分はもうクラブには居れない」という。
昨日まで本当に機嫌良くやっていたように思えたのだが、仲間意識が希薄で冷めているのである。

ある学校で、仲間つくりのための新学期早々『アイスブレーキング』なるものを実施した。
『アイスブレーキング』とは簡単に言えば、閉ざされた心を開いて自分を仲間に知ってもらおうという作業である。人間関係が自分たちでつくれない世代の特徴的な作業である。自然発生的な仲間が出来にくい世の中で育った若者に大人の手を借りて、仲間つくりをさせようって事である。
取り組んで3年、それなりの成果はある。毎年40中学以上からの入学者が特徴である高校、それがこの学校の特徴だった。いや現在の若者と言った方が良いのかも放っておくと1学期間は友達居ない、いや友達つくれない3ヶ月間を過ごしかねない。夏休みを挟むと中学時代の仲間と連む。すると益々学校内でのクラスの者との交流が煩わしくなる傾向が強く。2学期以降にクラスや学年での揉め事が多発する傾向があった。

そこで『アイスブレーキング』なるものの導入となった。
専門家が各クラスには言って、担任との交流と仲間つくりをテーマに一日色々な遊びを通じて仲間意識を創ろうとするものである。

バスケという同じ方向性を持つ連中が集まって、全国を目指す集団であるはずの組織に一年近く経ってからでも、疎外感を持つ連中が居るのである。
自分たちよりも多く試合にでられている同級生を仲間とは認めようとしないのである。所謂、”シカト”するのである。そして、ささやかなきっかけで揉め出すのである。そして一度揉めると修復不可能な状態にまで行ってしまうのである。その心は「俺たちが、何でいつもでも下働きばっかせな、あかんねん」の発想である。この時点で「ゴメンな!俺もやるから」と言えれば良かったのである。この一言が言えないのが現代人である。そして、特に若者である。

年何度も遠征し、10泊以上の宿泊をしていても疎外感を持つ連中が居るのである。表面化することはほとんど無い。でも、根には存在する感情なのである。
それを素早く知り置く能力が指導者には必要である。徹底されている、させようとするチームほど水面下にくすぶる傾向が強いことを知り置く必要はある。
表面上、素早く動けて、挨拶は爽やかで、凄く良い返事が返ってくる。でも深層にはやらされている感情の中で差別感を持っていたり、疎外感を持っていたりする者が居ることをしっかりと把握しておく必要はある。

冷めた、凍った心(アイス)をそのままでは、真の仲間や絆は出来ない。特に現在の若者は自然発生的に仲間は出来辛い状況下にある。だから、『アイスブレーキング』なるようなものの導入を余儀なくされるのである。冷めた心をぶち破れ!それがアイスブレーキングである。

自分を大切のするのは良いが、自分の殻が破れない。
自分から殻を破ろうとしないくせして、自分の事は理解して欲しいと思っているのである。一方的な自己主張はするものの、他人事は受け入れられないのである。やっかいな世代である。だから、仲間つくりという人間関係を教育界でプログラムしなければならないのである。

家庭で、ご近所で自然発生的に出来ていた仲間がつくれないのである。一緒に居ても心の交流は出来ないのである。冷めた関係なのである。この世代にチームワークなんてことを教えるのは至難の業である。でも、今だからやらねばならないのである。チームという絆を創るためには『アイスブレーキング』は絶対必要なことである。


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